[プロテスト]2024.3.19
アマ10冠荒本一成がプロテスト合格!
荒本一成(24=帝拳)
アマチュア10冠の荒本一成(24=帝拳)が19日、後楽園ホールで行われたプロテスト(B級)を受験。日本スーパーウェルター級1位の玉山将弥(30=帝拳)と、3ラウンドの実戦形式のテストに臨んだ。
荒本は、卓越したテクニックと強靭なフィジカルを披露し合格した。
荒本は、卓越したテクニックと強靭なフィジカルを披露し合格した。
日本1位を圧倒
荒本はガッチリとガードを固めながら、シャープなジャブからワンツーを好打。2回は左ボディ、右カウンターをヒット。緩急をつけたコンビネーションが光った。3回もプレスをかけて、積極的な攻撃を繰り広げた。スピードとパワーで玉山を圧倒した。
「アマとは雰囲気が違った」
プロテスト後に囲み取材に応じた荒本は「後楽園ホールのリングは、大学4年のリーグ戦以来、3年ぶりだがアマ時代とは雰囲気が違った。緊張したが普通にできた」と手応えを感じていた
3月12日(火)、東京ドームホテルでプロ転向記者会見に臨み、反響の大きさを感じたという。「覚悟を決めてやらないといけない」。
3月12日(火)、東京ドームホテルでプロ転向記者会見に臨み、反響の大きさを感じたという。「覚悟を決めてやらないといけない」。
日本人3人目の世界ミドル級王者を目指す
荒本は、元WBA王者の竹原慎二氏、元WBA世界王者の村田諒太氏に続き、日本人3人目の世界ミドル級チャンピオンを目指す。大学1年から帝拳ジムで練習しており、村田氏の練習を間近を見て感じるものがあったという。
「サンドバッグを打つにしても、考えながら打っている。村田さんが練習していた姿を思い出しながら、取り組んでいきたい。自分も重量級なので、大きいサンドバッグだけでなく、小さいので(サンドバッグ)パンチを当てる感覚や、右ストレートのタイミングを掴んでいきたい」。
「サンドバッグを打つにしても、考えながら打っている。村田さんが練習していた姿を思い出しながら、取り組んでいきたい。自分も重量級なので、大きいサンドバッグだけでなく、小さいので(サンドバッグ)パンチを当てる感覚や、右ストレートのタイミングを掴んでいきたい」。
デビュー戦は6月を予定
プロデビュー戦は6月の予定だ。「(アマチュアの)3ラウンドから長いラウンドになるので、スタミナやペース配分、一発をもらわないように集中力を高めること。ジャブや左ボディといった左が得意だが、村田さんのように右ストレートで倒せるボクサーを目指す」と言葉に力を込めた。
右ストレートで倒せる選手に!
「重量級なので、時間がかかってもいいから一つひとつ勝っていき、世界チャンピオンを目指す。『日本に荒本というボクサーがいるぞ』と、世界の誰もが知っているような選手になる」と目標を掲げた。
右ストレートで倒せる選手に!
「重量級なので、時間がかかってもいいから一つひとつ勝っていき、世界チャンピオンを目指す。『日本に荒本というボクサーがいるぞ』と、世界の誰もが知っているような選手になる」と目標を掲げた。