[記者会見]2024.2.22
井上拓真とアンカハスが初対面!
WBA世界バンタム級タイトルマッチ
 WBA(世界ボクシング協会)バンタム級タイトルマッチの記者会見が22日、東京ドームホテルで行われ、王者の井上拓真(28=大橋)と挑戦者のジェルウィン・アンカハス(32=フィリピン)が意気込みを語った。

 試合は、2月24日(土)、両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第7弾」のメインイベントで行われる。
「気持ちと気持ちの勝負になる」
 会見に臨んだ井上は「これまでで一番仕上がった。過去最強の相手なので、気を引き締めてしっかりと勝ちたい」と言葉に力を込めると、「自分のボクシングを徹底すること。最後は、気持ちと気持ちの勝負になる。気持ちを前面に押し出して戦う」と初防衛に気持ちを高めた。
「大きな壁を破ってほしい」大橋秀行会長
 大橋秀行会長は「自信は100%。スピードとテクニックは上回っている。強敵なのは間違いない。ここを勝てば大きな壁を破って、新たな井上拓真を見せることができる」と世界戦初のメインイベンターを務める井上に期待を寄せた。
「フィリピンにベルトを持ち帰る」
 世界2階級制覇を狙うアンカハスは「コンディションは問題ない。拓真は素晴らしい選手。チーム一丸となって準備をしてきた。当日は最高の試合を見せる。常に勝利に貪欲になり、フィリピンに世界のベルトを持って帰る」と意気込んだ。
「110%勝てる」ギボンズプロモーター
 ショーン・ギボンズプロモーターは「100%とは言わない。110%の自信を持ってこの階級(バンタム級)に挑む。アンカハス選手はスーパーフライ級で6年以上、チャンピオンに君臨してきた男。しかし、スーパーフライ級に長くいすぎた。バンタム級を新たなホームとして、素晴らしい試合を見せられると思う。あらゆるパンチが井上より勝っている。井上選手もクレバーでテクニックがある選手。2人のトップファイターが戦うが、土曜日の夜は新チャンピオンが誕生する」とアンカハスの王座奪取を確信していた。
アンカハスがTシャツをプレゼント
 ツーショット撮影が終わると、アンカハスは自身の顔がプリントされたオリジナルTシャツを井上にプレゼントした。井上はやや苦笑いしながらも、しっかりと受け取り握手した。