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[来日取材]2024.2.14

世界初挑戦のバカセグア! 田中恒成撃破に自信!

バカセグア(メキシコ)が来た!
 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級2位のクリスチャン・エドゥアルド・バカセグア(26=メキシコ)が14日、初来日を果たした。

 世界タイトル獲得を目指すバカセグアは、2月24日(土)、両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第7弾」で、同級1位の田中恒成(28=畑中)と空位の王座を争う。

 メキシコ・ティファナからメキシコシティに乗り継ぎ、18時間かけて来日。バカセグアは「気持ちよく来ることができたので、疲れはないよ」と、長旅にも嫌な顔一つせず取材に応じた。
「何年も待ち続けたチャンス」
 「何年も何年も待ち続けたチャンス。試合が決まってすごく満足している」。デビューから8年7ヶ月で掴んだ世界初挑戦に胸を躍らせると、(田中は)好戦的で様々な階級でチャンピオンになっている選手で、リスペクトしている。彼も勝ちたいと思っているだろうが、それは私も同じことだ」と言葉に力を込めた。

 12月中旬から試合に向けた練習を始めたバカセグアは、週3回ペースでのスパーリングを敢行。多い日で1日12ラウンドの実戦練習を重ねた。

スタミナに自信がある

 田中の試合映像を見たようで、「攻撃に自信があるのか、ガードが下がる時がある。そこがチャンスだ」と攻略に自信を示した。
ニックネームは「ロッキー」
 ニックネームは「ロッキー」。「打たれても前に出るスタイルで、ロッキー・バルボア(ロッキーの主人公)のようだと名付けられた」(バカセグア)。しかし、「今は打ったら避けるボクサーファイターになったよ」とテクニックをアピールするのも忘れなかった。

 「田中が世界4階級制覇を狙っていることは知っている。しかし、そうはさせない」と意気込んだ。