[公開練習]2024.2.9
中谷潤人! 憧れのWBCベルトを獲る!
絶好調そのもの!
WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級1位の中谷潤人(26=M・T)が9日、神奈川県相模原市内のジムで公開練習に臨んだ。
世界3階級制覇を目指す中谷は、2月24日(土)に両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第7弾」で、王者のアレハンドロ・サンティアゴ・バリオス(27=メキシコ)に挑戦する。
世界3階級制覇を目指す中谷は、2月24日(土)に両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第7弾」で、王者のアレハンドロ・サンティアゴ・バリオス(27=メキシコ)に挑戦する。
リミットまで残り4kg
バンタム級転向初戦で世界タイトルに挑戦する中谷は、約1ヶ月間にわたり米国ロサンゼルスでスパーリング合宿を敢行。140ラウンドのスパーリングを消化し、その中で1日16ラウンドのスパーや、5分×10ラウンドのスパーといったハードトレーニングを重ねてきた。
1ラウンド5分だとは聞かされていなかったようだが、「なんか長いなと思ったが、良いメンタルトレーニングだと思って受け入れた」と、何事もなかったかのようにサラッと話した。強靭なメンタルを持つ中谷の強さが垣間見える話だ。
リミットまで残り4kgと、減量も順調そのもの。「バンタム級に上げて、より練習に集中ができている」と手応えを感じていた。
1ラウンド5分だとは聞かされていなかったようだが、「なんか長いなと思ったが、良いメンタルトレーニングだと思って受け入れた」と、何事もなかったかのようにサラッと話した。強靭なメンタルを持つ中谷の強さが垣間見える話だ。
リミットまで残り4kgと、減量も順調そのもの。「バンタム級に上げて、より練習に集中ができている」と手応えを感じていた。
初めての両国国技館
ボクシングを始めた頃からWBCベルトを巻くことを夢見ていた。「小さい頃に、両国国技館に山中さん(山中慎介氏)の世界戦(2013年4月、マルコム・ツニャカオ戦)を見に行ったが、そのリングに自分が立って、WBCバンタム級タイトル挑戦できるのはロマンがある。しっかりと獲りたい」。
「手数を増やす」
改めて、バリオスの印象を聞かれた中谷は「機動力があり、手数が多い」と言うと、「手数を増やすことを意識して練習している。そうすると、おのずとアグレッシブになる」と積極的に攻めていくつもりだ。
「ユーリ阿久井選手の試合を見て刺激を受けた」
かつて、日本ユース王座を懸けて拳を交えたユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)が、1月23日(火)にWBA世界フライ級新チャンピオンに輝いた。米国合宿中に配信で見たようで、「12ラウンドを通して、相手に気持ちをぶつけた試合で感動したし、自分自身も刺激を受けた」と言葉に力を込めた。
世界3階級制覇へ!
バンタム級で世界タイトルを獲った後は、この階級でのビッグマッチを望む。「(バンタム級には)強い日本人選手がいるので、視野に入れていきたい。まずは次戦を勝つこと。一発でWBCベルトを獲る」と王座奪取を誓った。
会見後は、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを、それぞれ1ラウンド披露。サンドバッグに強烈な左ストレートを叩き込み、絶好調をアピールした。
会見後は、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを、それぞれ1ラウンド披露。サンドバッグに強烈な左ストレートを叩き込み、絶好調をアピールした。