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[公開練習]2024.1.18

ロブレス「日本で素晴らしい試合をする」

ルイス・ロブレス・パチェコ(メキシコ)
 那須川天心(25=帝拳)と対戦するWBA世界バンタム級14位・WBO同級14位のルイス・ロブレス・パチェコ(25=メキシコ)が18日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。

 ロブレスと那須川は、1月23日(火)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第6弾」のセミファイナルにおいて、54.8kg契約8回戦で対戦する。
「日本で試合がしたかった」
 これが初来日のロブレスは「友人(中谷潤人と対戦したアルヒ・コルテス)が日本で試合をした映像を見て、自分も行きたいと思っていたが、日本で本当に試合ができるなんて、夢にも思わなかった。モチベーションは高い」と胸を躍らせた。

 8歳からボクシングを始めたロブレスは、100戦を超える試合を重ねており、9歳の時には亀田京之介(ハラダ)と対戦し、勝利したという。
ナチョの秘蔵っ子
 これまで数々の世界王者を育ててきた名伯楽イグナシオ・ベリスタイン氏とは、6年前からコンビを結成。ナチョの愛称で知られるイグナシオ氏は「ロブレスはテクニックに優れた選手。日本人のサウスポーは強い選手が多いので少し心配だが、勝つためにしっかりと準備してきた」と静かに語った。

 この試合に向けて60ラウンドのスパーリングを重ねて、サウスポー対策は万全だ。
身長165㎝、リーチ173㎝
 那須川の印象を聞かれたロブレスは「グレートな選手だ」と多くは語らず。「自分はディフェンスに自信がある。お互いにグレートなボクサーなので、大阪で良い試合ができると思う」と好ファイトを約束した。
テンポよく打ち込んだ
 会見後にはシャドーボクシングの後にハンドミット打ちを披露。頭をよく振りながら、コンパクトなワンツー、左右アッパーを打ち込んだ。パワーよりテンポの良さが目を惹いた。その後はサンドバッグを打って、わずか5分ほどで切り上げた。 
粟生隆寛トレーナー
 粟生隆寛トレーナーは「ミット打ちだと回転力が速かったが、試合では出していなかったし、23日の試合は、そうはいかないと思う。思っていたより小さくてパワーは感じなかった。気がついたところがあるので、本人(那須川)と話して擦り合わせていきたい」と感想を述べ、「一発は天心の方があると思うので、そこを入口にして詰めていけたらKOにつながる」とKO勝ちに期待した。