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[新春一夜明け会見]2024.1.1

井岡一翔が、今年も元旦一夜明け会見!

大晦日も元旦も井岡一翔!

 WBA(世界ボクシング協会)世界スーパーフライ級チャンピオン井岡一翔(34=志成)が1日、12度目の元旦一夜明け会見を開いた。大晦日のKO勝利は、世界戦22勝目。試合後は「チームとカウントダウンして、楽しい時間を過ごせました」と、普段から井岡をサポートしてきた関係者に感謝の気持ちを伝えた。普段と違い試合後には、熟睡できることを明かした上で、「無事勝てたこと。KOで勝てたことの余韻に浸りながら家族と過ごせた」と表情を緩めた。

前で戦う勇気!

 昨夜の試合に関して「まだビデオは見てない。試合をやった感覚とビデオを見て、照らし合わせる」と次の課題探しは、映像を見てからになる。それでも「はっきりKOで勝つことは、見てる方達が喜んでくれる勝ち方」とした上で、試合直後と同様に「どういうふうにKOするか、意思と動きをつなぐことができて、自信にもなった。ボクシングの幅も広がった。強引さもなく、自分にできるKOのパフォーマンスを実行できた」と勇気を持って前で試合を組み立てることで、「前で止めたら、近い距離でも自分をコントロールできる。相手との駆け引きと呼吸感や距離が見える」と解説し、「手応え」という言葉を使って、ジョシュア・フランコ(28=米国)戦で得た経験に自信を示した。「後ろで作るボクシングに重点を置きすぎると、ロープもあるし、ジャッジの見栄えは悪くなる」とサイドの動きを含めて、試合の組み立てに制限が生じることを嫌った。

右ストレート炸裂

 ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との対戦を望む姿勢は崩さなかった井岡だが、「エストラーダと戦うためにボクシングをしているわけではないので、執着はしてません。望む選択肢じゃなくても、選択するしかない。与えられた舞台で戦えることに感謝して、(その舞台に)上がらない理由はない」と今年の抱負を語った。

 新春は1ヶ月ほど休養して、英気を養う。

有言実行!KO勝利。
 昨年の大晦日は、TBSによるテレビ放送ではなく、ABEMAによる生配信となったが、累計視聴者数は228万人だった。
今年も井岡一翔に注目!