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[前日計量]2023.12.30

堤駿斗がKO宣言!

堤駿斗(志成)4戦目
 OPBF東洋太平洋フェザー級王者の堤駿斗(24=志成)が30日、品川プリンスホテルで前日計量に臨んだ。プロ4戦目のリングに上がる堤は、大晦日に大田区総合体育館で開催される「Life Time Boxing Fights 18」フェザー級10回戦で、WBA(世界ボクシング協会)同級15位のルイス・モンシオン・ベンチャーラ(25=ドミニカ共和国)と拳を交える。

 試合の模様は、Abemaで無料ライブ配信される。
堤駿斗(志成)57.0kg
 当初は、今年10月に行われる予定だったが、堤がインフルエンザに感染したため前日に中止。仕切り直しの一戦となる。「短い期間に2度も来日してくれて、感謝している」と拳を交えるベンチャーラに感謝しつつも、「感謝とリスペクトをもって、全力で殴りにいく」と好ファイトを約束した。
「倒して勝つ」
 続けて「倒すボクシングを考えて上積みしてきた。明日はKOで勝って、先(世界)を見据えていることをアピールする」と4戦目での初のKO勝利を誓った。
「衝撃的な試合になる」
 ベンチャーラは「前回は長旅の末、試合がなくなって残念だったが、神様の采配だと思う。しかし、今はこうしてリングに上がることができる。このイベントに参加にさせてもらえて光栄。明日はすべてを出し切る。衝撃的な面白い試合を見せたい」と不敵な笑みを浮かべた。
OPBF・Sフェザー級王座決定戦は中止
 なおJBC(日本ボクシングコミッション)は、OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦に出場する予定だった木村吉光(27=志成)が、体調不良により病院に緊急搬送されたため、試合が中止になったことを報告。前日計量の会場に木村の姿はなかった。

 木村と対戦する予定だった坂晃典(31=仲里)は計量会場入りしていたが、計量台に乗らず、会場を後にした。