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[前日計量]2023.12.25

井上尚弥とタパレスが計量をパス!

いよいよ決戦!
 スーパーバンタム級世界4団体統一戦の前日計量が25日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで行われ、WBC・WBO統一王者の井上尚弥(30=大橋)とWBA・IBF統一王者のマーロン・タパレス(31=比)が計量に臨んだ。 井上は55.2kg、タパレスは55.0kgでクリアした。

 歴史的一戦は、12月26日(火)、有明アリーナで行われ、Leminoで独占無料ライブ配信される。

 井上が勝てば、2階級での世界4団体統一チャンピオンとなり、男子ボクシング史上2人目の快挙だ!

■主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)
WBA(世界ボクシング協会)
WBC(世界ボクシング評議会)
IBF(国際ボクシング連盟)
WBO( 世界ボクシング機構)
完璧な仕上がり!
 先に秤に乗った井上は、無事に計量をパスすると力強くガッツポーズ。続けて計量に臨んだタパレスがクリアすると、フィリピン関係者から歓声が起こった。フェイスオフはわずか7秒。井上の方から握手を求めて健闘を誓い合った。

 それぞれ2本のベルト(合計4本)を肩にかけての写真撮影が行われ、あらためて歴史的一戦の重みが感じられた。
フェイスオフは7秒
 計量後に取材に応じた井上は「(スーパーバンタム級2戦目で)フィット感がある。もっとプラスに仕上げることができた」と、万全のコンディションを強調。短い時間のフェイスオフには「長くやっても仕方がないので」とサラッと言った。
タパレスも仕上げてきた!
 対峙したタパレスを見て、「昨日より一段と絞ってきたなと。しっかりと仕上げてきたが、減量が楽ではないのかなと思った」と印象を語り、「お互いにリカバリーをどうしていくか。それが明日の試合で差になる」と、ここからさらに仕上げていく。前回の試合は、60.1kgまで戻して試合に臨んだが、明日も同じくらいの体重でリングに上がる。
メインイベントは19:30前後予定
 IBFで実施されている当日計量は行われず、WBCで実施している4ラウンドと8ラウンドの公開採点は行われないこととなった。

 グローブは、井上はウイニングの黒色、タパレスはグラントの黒色が使用されることが確認された。
Leminoで独占無料ライブ配信
■検診結果
スーパーバンタム級4団体統一戦
WBC・WBO王者:井上尚弥(大橋)
血圧:117/82mm/Hg
脈拍:77/min
体温:36.1℃

WBA・IBF王者:マーロン・タパレス(フィリピン)
血圧:106/80mm/Hg
脈拍:68/min
体温:35.9℃


■オフィシャル
レフェリー:セレスティーノ・ルイス(米)
ジャッジ:ロビン・テイラー(米)
ジャッジ:ラウル・カイズ(米)
ジャッジ:クレイグ・メトカルフェ(カナダ)

WBA立会人:ホセ・ゴメス(パナマ)
WBC立会人:マイケル・ジョージ(米)
IBF立会人:ベンジャミン・ケイルティー(オーストラリア)
WBO立会人:レオン・パノンシロ(米)