[試合後談話]2023.12.17
山中竜也のV1戦。まさかの…。
山中竜也(真正)に試練
WBOアジアパシフィック・ライトフライ級王者の山中竜也(28=真正)が17日、神戸ポートピアホテルで開催された「第9回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナルで、同級7位のジェイソン・バイソン(25=比)を迎えて初防衛戦に臨んだ。
世界王座返り咲きを目指す山中だったが、驚きの展開が待ち受けていたーー。
世界王座返り咲きを目指す山中だったが、驚きの展開が待ち受けていたーー。
J・バイソン(比国)が新王者!
初回、山中はジャブからテンポの良い攻撃を見せるのに対し、バイソンはワンツー右フックで応戦。初回から緊張感あふれる攻防を展開した。2回、プレスをかけたバイソンは、右アッパーでダウンを演出。なんとか立ち上がった山中だったが、ダメージの深さを考慮したレフェリーが抱きかかえた。
「右アッパーは見えなかった」
まさかの王座陥落となった山中は「調子は良くて、足も動いてたしジャブも出ていたが、右アッパーは見えなかった。効いてしまった」と気丈に答えた。
「最高の気分」
新チャンピオンに輝いたバイソンは「最初は様子を見て、相手がジャブで入ってきたところに、右アッパーを合わせる作戦だった。皆のサポートのおかげで勝つことができた。とてもハッピーだよ!」と喜びを爆発させた。