原優奈vs向山太尊! KO決着必至!

　今年4月に戴冠し、これが初防衛戦の原は、リミットの58.9kgで秤を降りた。「インタビューした時は『調子が悪い』と言ったが、その後はグングンと調子が上がってきた。そんなところも自分らしいですね。勝ちを確信するくらい調子がいい」と絶好調をアピール。

　横に並んだ向山を見て「ショッピングモールで迷子になって、親がいないからって不安そうな顔をするじゃないですか。そんな顔をしていた」と言うと、「太尊(向山太尊)は本気で来てほしい。迎え撃つというより、先に潰してやろうと思っている」と自信たっぷりに言い放った。

気が付いたら相手が倒れている

　「倒すとか倒されるとかといった低レベルの話ではなくて、気が付いたら相手は倒れている。明日はチャチャっと勝つ」と豪語した。

　一方、200gアンダーの58.7kgでクリアした向山は「全力でぶつかるだけ。持っている力を出し切る。向かい合って、その時に感じたもので勝負する」と自身の感覚でチャンピオン攻略に全力を注ぐ。「勝つことだけ考えて、ベルトを横浜に持ち帰る」と静かに闘志を燃やした。