ボクシングモバイルニュース
[海外前日計量]2023.12.16

Showtime Boxing ラスト放送

モレルがWBA世界世紀王座防衛戦

 米国・ミネソタ州ミネアポリスのザ・アーモリーで16日(日本時間17日)、37年間続いたShowtime Boxingのボクシング中継が幕を閉じる。真打ちを務めるのは、WBA(世界ボクシング協会)スーパーミドル級正規王者デビッド・モレル(25=キューバ)と、挑戦者で同級10位のセナ・アグベコ(31=ガーナ)。日本時間の16日、前日計量が行われた。

※WBA世界スーパーミドル級正規タイトルマッチ、モレルvsアグベコ戦はWOWOWメンバーズオンデマンドで、日本時間12月17日(日)午前11時より配信開始される。

モレルvsアグベコ

 スーパーミドル級リミット76.2kgに対して、正規王者モレルは、200gアンダーの76.0kgでクリア。挑戦者アグベコもリミットまで500g残して、75.7kgで計量台を下りた。

 メインイベンターを務めるモレルは、2020年8月にレノックス・アレン(ガイアナ)を相手に判定勝利を収め、プロ3戦目で世界暫定王座を獲得。その後、正規王座に格上げされ、現在V5と防衛テープを伸ばしている。

 一方、これが世界初挑戦となるアグベコは、キャリアの序盤を母国ガーナで過ごし、15戦全勝14KOの好成績を残すと、2014年に米国初進出。まさかの敗北を喫するも、その後は米国でキャリアを積んで、今回のチャンスを掴んだ。

WBC世界フライ級戦は直前で延期
 アンダーカードで組まれていたWBC世界フライ級タイトルマッチ、王者フリオ・セサール・マルティネス(28=メキシコ)vsWBC同級2位アンジェリーノ・コルドバ(28=ベネズエラ)戦は、興行直前で延期が発表された。王者マルティネスの米国ビザ発給に手続き上の問題が発生し、ファイトウィークに入ってからも入国が困難だったため、PBCは来年に再び予定を組むと発表した。