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[前日計量]2023.12.1

ホープ高見享介が世界ランカーに挑む!

高見享介(帝拳)vsリト・ダンテ(比国)
 日本ライトフライ級4位の高見享介(21=帝拳)が1日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。

 高見は、明日(2日)、後楽園ホールで開催される「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT特別版」の109LB(約49.4kg)契約8回戦で、WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級14位のリト・ダンテ(33=比)と対戦する。
「倒しにいく」
 5戦目で世界ランカーに挑む高見は、リミットちょうどの49.4kgでクリアした。10gオーバーしたが、トイレで水分を出し事なきを得た。「世界ランカーと戦うが、特にプレッシャーはない」と淡々と話すと、「試合運びが上手い選手なので、リング上で向き合ってどう戦うか決める。自分が追っていく展開になると思う」と試合の展開を予想した。

 ダンテは、36戦してこれまで一度もKO負けがないタフガイだ。それでも「KO負けがないと聞いているからこそ倒したい。ここをしっかりとクリアする」とKO宣言した。
「日本は戦いやすい」
 拳を交えるダンテは、1.0㎏アンダーの48.4kgで計量を終えた。これまで5度来日しており、3勝(1KO)1敗1分と日本人キラーぶりを発揮している。

 取材に応じたダンテは「日本は戦いやすい」と話すと、「(高見選手は)迫力があって強いが、明日は良い試合をするよ」と静かに闘志を燃やした。