[試合後談話]2023.11.30
KO決着! ライトフライ級最強挑戦者が決定!
白熱の攻防!
 日本ライトフライ級挑戦者決定戦、同級2位の亀山大輝(27=ワタナベ)対同級3位の安藤教祐(31=KG大和)の一戦が30日、後楽園ホールで開催された「DANGAN261」のメインイベントとして行われた。

 来春から開幕するチャンピオンカーニバルで、王者への挑戦権を手にしたのはーー。
安藤教祐(KG大和)がKO勝ち!
 サウスポー亀山が、リズム感のある攻撃を披露。安藤は、慌てずにじっくりと右カウンターを狙った。4回、亀山がスイッチを織り交ぜながら、右フックで顔を弾き、ジャッジに攻勢をアピールし、ペースを維持した。5回、「ひらめいたので出した」。安藤が左を突き上げ、亀山のバランスを崩させると、右ストレートでダウンを演出。再開後、右ストレートを決めたところで、レフェリーが割って入った。
「どこかでパンチが当たると思っていた」
 試合後、控室で取材に応じた安藤は「パンチ力に自信があるので、どこかで当たればと思っていた。相手はスタミナと手数があるので、判定だと厳しいのでKOを狙っていた。倒して挑戦権を手に入れることができてうれしい」と喜びに浸った。
日本王座に王手!
 安藤は、来年のチャンピオンカーニバルで、王者の大内淳雅(38=姫路木下)対同級1位の川満俊輝(28=三迫)の勝者に挑戦。12月17日(日)に神戸ポートピアホテルで行われる一戦を観戦する予定だ。「川満選手がチャンピオンになったらリベンジもできて一石二鳥」。(2021年1月に川満と対戦し、初回KO負け)。阿部麗也(30)に続きジム2人目の王者を目指す安藤に注目だ。
「いつも通りに戦えたが…」
 一方、初のKO負けを喫した亀山は「2ラウンドに右ストレートをもらって、右目がぼやけてしまった。相手が右を狙っているのはわかっていた。いつも通りに戦えたが…。最後は止められるとは思わなかったが、見方によっては(レフェリーストップも)仕方がないのかな」と唇を噛みしめた。
採点表