[試合後談話]2023.11.23
英洸貴が松本圭佑へのリベンジ誓った!
北陸に英洸貴(カシミ)在り
フェザー級の元日本ユースチャンピオンの英洸貴(24=カシミ)が23日、石川県産業展示館1号館で行われた「拳の嵐」のメインイベントに登場。ウォーラポン・ヨーティカ(タイ)とフェザー級8回戦で対決した。
しっかり3度ダウンを奪ってタイトル挑戦をアピール
試合開始のゴングが鳴ると英(はなぶさ※読み)は、ジャブを突きながら距離を詰め、右アッパーと右ストレートに加えて左ボディを叩いた。この日は、「試合前に特別な作戦を練っていなかった」と明かしたが、丁寧にジャブを突いて試合が組み立てられたことに関しては、満面の笑顔を見せた。
試合は、右ストレートからの連打でウォーラポンを打ち崩した英が、無駄のない動きで3度ダウンを奪って貫禄を見せた。
試合は、右ストレートからの連打でウォーラポンを打ち崩した英が、無駄のない動きで3度ダウンを奪って貫禄を見せた。
フェザー級にインパクトを残した試合
試合後のリング上でマイクを向けられると、全日本新人王決勝に出場するジムの後輩の藤野零大(19=カシミ)に「いいバトンを渡せて一安心してます」とエールを贈る余裕さえ見せた。「カシミジム初の日本タイトル、そして世界チャンピオンベルトを目指す」と今後の抱負をファンのみんなに伝えると「まずは、日本チャンピオンベルトが欲しい」と次の目標を口にした。
松本圭佑(大橋)にリベンジしたい!
ドクターチェックを終えた英は「松本圭佑(大橋)選手には、高校生の時に最後の試合で負けているので、ぜひリベンジしたい」と、日本とWBO-APの2冠王者に対戦をアピールした。
レジェンドがぶっちゃけトーク
この日は、リング上で「世界チャンピオン四人衆トークショー」が行われ、畑中清氏、渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏が、それぞれの現役時代を振り返りながら、ファイトマネーの話を中心にボクシングの魅力を伝えた。
全日本新人王決勝に臨む藤野零大(19=カシミ)
全日本新人王決勝に出場するスーパーフライ級の藤野零大(19=カシミ)がリングに上がると、レジェンドチャンピオン達からエールを送られ、「全日本の新人王を取って、英洸貴(カシミ)選手に追いつくので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。