ボクシングモバイルニュース
[合宿情報]2023.11.10

井上尚弥が短期集中合宿を打ち上げ

ジム内合宿
 大橋ジムは10日、WBC(世界ボクシング評議会)・WBO(世界ボクシング機構)統一王者の井上尚弥(30=大橋)が、6日から同ジムで行っていたフィジカル合宿を終了したことを伝えた。

 最終日(10日)は、フィジカルメニューの前に、エリック・ロブレス(メキシコ)との6ラウンドのスパーリングを消化。その後、八重樫東、鈴木康弘両トレーナーの指導の下、フィジカル練習に取り組んだ。

 12月26日(火)に有明アリーナで行われる、WBA(世界ボクシング協会)・IBF(国際ボクシング連盟)統一王者のマーロン・タパレス(31=比)との、スーパーバンタム級王座統一戦に向けて仕上げている。
ハードトレーニング
 サンドバッグ連打(15秒間)、腕立て+ジャンプしながらのシャドーパンチ4連打(20秒間)、八重樫トレーナーが構えるバランスボールの全力押し(10秒間)、1発ずつ強めのサンドバック連打(15秒間)の60秒を1セットとしたメニューを計5セット。その後は、太田光亮トレーナーとのミット打ちを3セット、最後は、全力でのエアロバイク漕ぎで締めた。

 なお、今週は週3回のスパーリングで、最終日のほか月曜日と水曜日にそれぞれ5ラウンドずつ行った。
週3回のスパーを入れた
■ジム内合宿が終了しました。 
井上 やり切りました。今回は相手のイメージというよりも、フィジカルの底上げ、気持ちの切り替えをメインとしてやってきました。

■集中合宿に週3回のスパーリングを入れた意図は?
井上 集中合宿でスパーリングを入れたのは初めてです。週3回にしたのは、やはりより負荷をかける意味がある。今週のスパーリングは疲れがたまった状態でやったので、なかなか自分の思うような動き、疲れがたまっていて、できないところもあった。来週からは、納得いくような内容にしていきたい。
来週からタパレスをイメージ
■来週からのメニューは
井上 来週からは、しっかりとタパレスをイメージして練習に入っていく流れですね。スパーリングは続けていくが、疲れを抜いた状態、1番動くことができる状態で、試合のイメージを上げていきたい。 

■本日のスパーリングは、予定の5ラウンドより1ラウンド増やしたが。
井上 疲れている中で、もう1回プラスして、上げていけるように、予備タンクづくりという意図です。

■今の時期で気を付ける点は
井上 体調、あとはケガですね。
Leminoで独占無料ライブ配信