[世界戦発表会見]2023.10.25
井上尚弥vsタパレスが正式発表!
12月26日(火)有明アリーナ!
Lemino Boxingは25日、横浜市内のホテルで記者会見を開き、スーパーバンタム級4団体王座統一戦、WBC(世界ボクシング評議会)・WBO(世界ボクシング機構)統一王者の井上尚弥(30=大橋)対WBA(世界ボクシング協会)・IBF(国際ボクシング連盟)統一王者のマーロン・タパレス(31=比)戦を発表した。
試合は、12月26日(火)に有明アリーナで行われ、Leminoで独占無料ライブ配信される。マイクを握った井上は「残り2ヶ月の中で、完璧な状態に仕上げる。楽しみにしていてください」とビッグファイトに力を込めた。
井上は、スーパーバンタム級転向2戦目で、史上2人目となる2階級での世界4団体統一王者という偉業に挑む。
試合は、12月26日(火)に有明アリーナで行われ、Leminoで独占無料ライブ配信される。マイクを握った井上は「残り2ヶ月の中で、完璧な状態に仕上げる。楽しみにしていてください」とビッグファイトに力を込めた。
井上は、スーパーバンタム級転向2戦目で、史上2人目となる2階級での世界4団体統一王者という偉業に挑む。
「モンスター伝説の新たな始まり」大橋秀行会長
会見の冒頭、大橋秀行会長は「バンタム級時代は(4団体王座統一に)約4年ちょっと掛かりましたが、スーパーバンタム級は5ヶ月で王座統一するチャンスに恵まれた。NTTドコモ、Lemino様の力のおかげ。ありがとうございます」と感謝の気持ちを言葉にすると、「試合まで残り2ヶ月、全力でサポートして、最高のコンディションで4団体統一に挑みたい」と挨拶した。
Sバンタム級2戦目で4団体統一のチャンス
井上は「バンタム級に続いて、2階級での4団体王座統一がかかる、ものすごく大きな試合。スーパーバンタム級4団体王座統一は、2023年でクリアできそうなチャンス。コロナ禍で失われた時間をハイスピードで取り戻せている。関係者に感謝したい」。「メキシコ人選手とのスパーリングを開始して、良いトレーニングができている」と語った。
Sバンタム級2戦目で4団体統一のチャンス
井上は「バンタム級に続いて、2階級での4団体王座統一がかかる、ものすごく大きな試合。スーパーバンタム級4団体王座統一は、2023年でクリアできそうなチャンス。コロナ禍で失われた時間をハイスピードで取り戻せている。関係者に感謝したい」。「メキシコ人選手とのスパーリングを開始して、良いトレーニングができている」と語った。
「危機感を持っている」
タパレスの印象を聞かれると、「ゴリゴリのファイターだと思っていたが、映像を見て印象が変わった。上体が柔らかくディフェンスが上手い。思っていた以上に技術が高い。危機感を持ちながら挑む」と統一王者を警戒。それでも、「一発のパワーがあるが、致命的なパンチをもらわなければ問題ない。打って打たせないボクシングで、自然と倒す。圧倒的な力の差を見せて、KO決着をお見せしたい」とノックアウトを約束した。
これまで世界戦20試合中、18KOと圧倒的な数字を残してきたモンスターがKO宣言した。
これまで世界戦20試合中、18KOと圧倒的な数字を残してきたモンスターがKO宣言した。
ショーン・ギボンズ社長
タパレスは、米国ラスベガスでトレーニング中のため会見には出席せず。タパレスをプロモートするMPプロモーションズ、ショーン・ギボンズ社長は「スティーブン・フルトン選手とは違って、勝つために日本に行く。かつてタパレスは日本で試合をしたことがあり、WBOタイトル(WBO世界バンタム級王座)を防衛している」と強気の姿勢を見せた。
「勝つために日本に行く」ギボンズ氏
井上の試合は、ラスベガスでの試合とフルトン戦を見たようで、「爆発的なパワー、みなぎる自信が素晴らしい」と絶賛。その上で、「タパレスはハングリーでフィリピン人初の4団体統一王者に向けてモチベーションが高い。テクニックがあり、ガードが硬くジャブも出る。アングルを使ってカウンターに気をつけたい。12月26日の試合に向けて準備万端。前戦、会場で見ているのも大きい」と自信を示した。
ギボンズ氏は、サウジアラビアでの打ち合わせがあるため、わずか30分で会見を後にした。
「勝つために日本に行く」ギボンズ氏
井上の試合は、ラスベガスでの試合とフルトン戦を見たようで、「爆発的なパワー、みなぎる自信が素晴らしい」と絶賛。その上で、「タパレスはハングリーでフィリピン人初の4団体統一王者に向けてモチベーションが高い。テクニックがあり、ガードが硬くジャブも出る。アングルを使ってカウンターに気をつけたい。12月26日の試合に向けて準備万端。前戦、会場で見ているのも大きい」と自信を示した。
ギボンズ氏は、サウジアラビアでの打ち合わせがあるため、わずか30分で会見を後にした。
「井上尚弥オリジナルチャンネル」を開設
試合を配信するLeminoでは、「井上尚弥オリジナルチャンネル」を本日(25日)開設したことも併せて発表した。過去の世界戦の映像や日々のトレーニング、普段の井上など世界戦に関連したコンテンツを提供していく。
「誰もたどり着けないところへ」
会見後に囲み取材に応じた井上は、「結果次第になるが、(2階級での4団体王座統一は)日本だけではなく世界的な偉業。この先、日本人がたどり着けないところまでいきたいので、必ず結果を残したい」と意気込んだ。
しかし、記録に重きを置いているのではないとも強調した。「記録ありきの試合ではなくて、強い相手と戦いたい。それを証明するためには、4つ集めるのが手っ取り早い。記録を前面に押し出して戦うのではなく、自分がどんなパフォーマンスができるのか、自分がどこまで強くなるのか。12月26日にどれだけ強さを発揮できるのか。結果としてベルトはついてくるもの」。
ボクシングを盛り上げていく
ここ数年で国内でのビッグマッチが配信され、盛り上がりを見せている。「自分はキャリア後半に差し掛かってきたが、後輩ボクサーもこの波に乗ってボクシング界を盛り上げて、もっと人気が出てくれば。10年20年と続けていければ。そうなるためにも自分が最高の結果を出して作っていきたい。そういう責任を感じている」と(リードオフマンとしての)自覚を示した。
しかし、記録に重きを置いているのではないとも強調した。「記録ありきの試合ではなくて、強い相手と戦いたい。それを証明するためには、4つ集めるのが手っ取り早い。記録を前面に押し出して戦うのではなく、自分がどんなパフォーマンスができるのか、自分がどこまで強くなるのか。12月26日にどれだけ強さを発揮できるのか。結果としてベルトはついてくるもの」。
ボクシングを盛り上げていく
ここ数年で国内でのビッグマッチが配信され、盛り上がりを見せている。「自分はキャリア後半に差し掛かってきたが、後輩ボクサーもこの波に乗ってボクシング界を盛り上げて、もっと人気が出てくれば。10年20年と続けていければ。そうなるためにも自分が最高の結果を出して作っていきたい。そういう責任を感じている」と(リードオフマンとしての)自覚を示した。