[WBO総会]2023.10.13
井上尚弥とナバレッテの功績にWBO特別賞
井上尚弥とナバレッテ
ドミニカ共和国のプンタ・カナで、現地時間の9日から13日まで、第36回WBO(世界ボクシング機構)総会が開かれている。毎年、優秀な選手や印象に残った試合に対して、アワードが送られる。
WBO世界3階級制覇、スーパーバンタム級2団体統一(※WBOとWBC)という偉業を成し遂げた井上尚弥(30=大橋)と、同じく3階級制覇を果たしたスーパーフェザー級王者のエマニエル・ナバレッテ(28=メキシコ)に対して、特別賞として、「OUTSTANDING PERFORMANCE」が送られた。
今年はクロフォード!
今年の最優秀選手(FIGHTER OF THE YEAR)には、テレンス・クロフォード(36=米国)が選ばれた。今年1番の試合に送られる「FIGHT OF THE YEAR」は、クロフォードとエロール・スペンスJr(33=米国)によるウェルター級世界4団体統一戦。クロフォードが今年を代表するボクサーとなった。
中谷潤人(M・T)はニュースター
WBO世界2階級制覇を果たしたスーパーフライ級王者の中谷潤人(25=M・T)には、「RISING STAR」(新鋭賞)が送られた。
女子の顔はアマンダ・セラノ
女子の年間最優秀選手(FIGHTER OF THE YEAR)は、アマンダ・セラノ(35=プエルトリコ)が選ばれた。今年の女子ボクシング界を牽引した功績は大きく、年間最優秀試合「FIGHT OF THE YEAR」もセラノが受賞。3月4日に行われたエリカ・クルズ(メキシコ)戦が選ばれた。