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[前日計量]2023.10.6

重岡兄弟が計量をパス!

重岡兄弟が魅せる!
 WBC(世界ボクシング評議会)とIBF(国際ボクシング連盟)のミニマム級ダブル世界王座統一戦の前日計量が6日、都内のホテルで行われた。

 WBC正規王者のパンヤ・プラダブスリ(32=タイ)と同暫定王者の重岡優大(26=ワタナベ)によるWBC王座統一戦。パンヤは47.5kg、優大は47.6kgで、それぞれ一発でクリアした。

 IBF正規王者のダニエル・バラダレス(29=メキシコ)は、47.5kgでクリア。同暫定王者の重岡銀次朗(23=ワタナベ)は47.6kgで、こちらも難なく計量を終えた。

 重岡兄弟による明日のダブル世界王座統一戦は、東京・大田区総合体育館で行われる。第一試合からABEMAボクシング専門チャンネルで、ライブ配信が予定されている。13:15 Click in!
「格闘技人生のすべてを出す」優大
 大一番を迎えた優大は「前回は暫定王座戦だったので、世界戦という感じがしなかった。今回が初めての世界戦のつもり」と言うと、「今はリラックスしているが、明日はスイッチを入れる。これまでやってきたことは無駄じゃないことを証明する。格闘技人生のすべてを出してぶっ倒す」と言葉に力を込めた。

 計量後は30秒のフェイスオフでお互いに目を離さなかった。
万全の仕上がり
 一方、終始落ち着いた表情を見せていたのはパンヤ。「相手はスピードとタイミングが良いボクサー」と拳を交える重岡の印象を語ると、「しっかりと準備してきた。必ず勝つ」と静かに闘志を燃やした。
大田区総合体育館でゴング!
 今年1月以来の再戦となる銀次朗は「無事にクリアしてホッとしている。バラダレスとはこれで2回目の対戦だが、あの時よりも進化している。レベルが違う」と完全決着を約束した。
今年1月以来の再戦
 バラダレスは「アクシデントはスポーツなので仕方がない」と今年1月に起きた偶然のバッティングについて語ると、「モチベーションは高い。明日は面白い試合になる」と勝利を誓った。

 グローブは、パンヤが日本製ウイニング社の赤色、優大が日本製ウイニング社の黒色を選択。バラダレスはメキシコ製レイジェス社の黒色、銀次朗は日本製ウイニング社の水色を使用することが発表された。
ABEMAでライブ配信
WBC世界ミニマム級王座統一戦
レフェリー:スティーブ・セント・ジャーメイン(カナダ)
ジャッジ:ウンベルト・オリバレス(メキシコ)
ジャッジ:クリス・ミレオレ(米国)
ジャッジ:クレッグ・メトカルフェ(カナダ)

正規王者:パンヤ・プラダブスリ(タイ)
血圧:114/71mm/Hg
脈拍:50/min
体温:36.0℃

暫定王者:重岡優大(ワタナベ)
血圧:131/87mm/Hg
脈拍:57/min
体温:36.5℃

IBF世界ミニマム級王座統一戦
レフェリー:チャーリー・フィッチ(米国)
ジャッジ:マイク・フィッツジェラルド(米国)
ジャッジ:中村勝彦(日本)
ジャッジ:フェルナンド・ヴィラリアル(米国)

正規王者:ダニエル・バラダレス(メキシコ)
血圧:125/83mm/Hg
脈拍:56/min
体温:35.7℃

暫定王者:重岡銀次朗(ワタナベ)
血圧:61/mm/Hg
脈拍:119/70min
体温:36.4℃