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[世界戦予備検診]2023.10.5

重岡兄弟がミニマム級W世界王座統一戦!

パンヤvs重岡優大

 WBC世界ミニマム級王座統一戦で対戦する、正規王者のパンヤ・プラダブスリ(32=タイ)と暫定王者の重岡優大(26=ワタナベ)が5日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局で予備検診を終えた。

 この日は、IBF同級王座統一戦の予備検診も行われ、正規王者のダニエル・バラダレス(29=メキシコ)と重岡銀次朗(23=ワタナベ)が、無効試合となった今年1月に対戦して以来、約9ヶ月ぶりに顔を合わせた。

 試合は10月7日(土)、東京・大田区総合体育館で開催される「3150 FIGHT Vol.7」で行われ、ABEMAボクシングチャンネルが独占ライブ配信する。

重岡優大(26=ワタナベ)

 予備検診後、優大と銀次朗の囲み取材が行われたが、優大はピリピリした様子で、「パンヤと初めて対面して闘争心が燃えかけたが、気持ちを抑えた。一戦一戦レベルアップして強くなっているのを感じる。早く試合がしたい」と高鳴る気持ちを抑えた。

パンヤ・プラダブスリ(32=タイ)

 一方、銀次朗は「早く倒したい。久しぶりにバラダレスを見たが、相変わらずメンタルがベラベラ」と余裕とも取れる表情を浮かべたバラダレスの印象を口にした。検診の結果に「前回の試合より胸囲が1cmアップしていたのでうれしい」と感想を述べた銀次朗。「今日と明日はリラックスして、試合当日にスイッチを入れる」。

重岡銀次朗(23=ワタナベ)

■パンヤ・プラダブスリ(タイ)

身長:158.2cm

頸周:35cm

胸囲:81cm

視力:左1.2/右1.2

リーチ:162cm

血圧:109/62 mm/Hg

脈拍:46/min

体温:36.4℃

 

■重岡優大(ワタナベ)

身長:159.7cm

頸周:38cm

胸囲:89cm

視力:左1.5\右0.8

リーチ:162cm

血圧:123/75 mm/hg

脈拍:59/min

体温:36.5℃

ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)

■ダニエル・バラダレス(メキシコ)

身長:158.5cm

頸周:35.5cm

胸囲:83.5cm

視力:左1.2/右0.8

リーチ: 159.5cm

血圧:111/80 mm/Hg

脈拍:89/min

体温:36.5℃

 

■重岡銀次朗(ワタナベ)

身長:153.0cm

頸周:37.0cm

胸囲:89.0cm

視力:左1.0\右1.2

リーチ:156cm

血圧:106/53 mm/Hg

脈拍:54/min

体温:36.6℃

バラダレスvs重岡銀次朗

 実の兄弟が、同じ階級でそれぞれ別の団体の暫定王者として、正規王者と同日同会場で、王座統一戦をするというのは、日本ボクシング史上初のことで、世界的にも珍しく、初の可能性が高い。