[前日計量]2023.9.11
ライト級注目の保田克也とミンホの対決!
WBO-APライト級タイトルマッチ
WBO-APライト級タイトルマッチの前日計量が11日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局で行われた。タイトル初防衛に臨むチャンピオンの保田克也(31=大橋)の相手は、今年4月に元OPBFスーパーフェザー級王者の三代大訓(28=横浜光)から勝ち星を挙げたジュン・ミンホ(30=韓国)。注目が集まっている。
保田克也(大橋) 61.1kg
61.1kgで計量をクリアした保田は「今までと変わりなく」と、チャンピオンになっても普段と同様に試合前日の計量日を迎えた。順調にトレーニングを消化してきた保田は、今年5月から本格的に大橋ジムの一員となった鈴木康弘トレーナーと二人三脚で、初防衛戦に臨む。以前は、自分で追い込んできたという保田は「鈴木さんが、自信を持てるように持っていってくれる」と、練習に集中できるようになったことを感謝した。加えて技術面でも成長があった。「鈴木さんはミットのスピードが速く、モーションがないので、反応が良くなった」と自信を示した。
WBO-AP王座獲得!明日、初防衛戦
挑戦者のミンホに関しては、「アンディ戦を見た時には、すごく動くし、距離があって、やりにくそうだったが、今日見たらそんなに大きくなかった」とサイズ感は予想よりも小さかったとしたが、三代大訓(横浜光)戦を見た上で「打ち終わりに打つ技術がある。頭は気をつけたい」と、打った後に頭が前に出てくる癖があることを警戒した。
「今回は完璧にKOで勝ちたい」と穏やかな表情で抱負を語った保田。「テーマは、クールに!」と笑顔で会見を終えた。
ジュン ミンホ(韓国)60.9kg
60.9kgで計量を難なくクリアしたミンホは、「コンディションはいい」と笑顔で取材に応じた。チャンピオンの保田に関して「いい選手だと思う。サウスポーの準備をしてきました」と、明日の試合に向けた対策にも自信を示した。
三代大訓(横浜光)から勝ち星!
これまでに日本人ボクサーと3度対戦しているミンホは「日本人のボクサーは、テクニックがある」と称し、以前対戦した平岡アンディ(大橋)との試合は、スーパーライト級だったため、体力面で大きすぎたとし、前回対戦した三代戦を引き合いに、ライト級がベストと述べた。