ボクシングモバイルニュース
[帰国]2023.9.4

中谷潤人が帰国。KOパンチを用意!

中谷潤人(M・T)とオラスクアガ(米)
 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王者の中谷潤人(25=M・T)が4日、米国ロサンゼルスから帰国し、羽田国際空港で報道陣の取材に応じた。

 中谷は、9月18日(月・祝)、有明アリーナで開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第5弾」で、同級6位のアルギ・コルテス(28=メキシコ)を迎えて初防衛戦に臨む。

 プロ入り前から一緒に汗を流し、同じ日に試合をするWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級6位のアンソニー・オラスクアガ(24=米)も来日した。
236ラウンドのスパーリング
 7月21日(金)から9月2日(土)までで、236ラウンドのスパーリングを消化。「その日の流れで」と、1日14ラウンドしたこともあったという。「長丁場になってもコントロールできるメンタルとスタミナを作ってきた」、そう手応えを口にし、「KOするためのパンチもいくつか用意できた。そのパンチは内緒で」と笑顔を見せた。
「ラミドとのスパーで発見があった」
 現地では、井上尚弥(30=大橋)のスパーリングパートナーとしても知られているフェザー級のジャフェスリー・ラミド(23=米)とも手を合わせた。「(ラミド選手は)パンチが当てにくい選手なので、どう当てていくか工夫した。新たな発見があった」。
9月18日(月)有明アリーナ
 中谷とオラスクアガが同じ興行に出場するのは、これが初めてのことだ。オラスクアガは中谷の実家で過ごしながら調整する。「トニー(アンソニーの愛称)とは小さい頃から過ごしてきたチームメイト。米国では自分がお世話になったので」と、家族のように過ごす。

 決戦まで残り2週間で、リミットまであと5kgと順調そのもの。明日から早速スパーリングを再開し、決戦まで仕上げていく。