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[立ち話]2023.9.4

ユーリ阿久井政悟を直撃!

ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
 WBA(世界ボクシング協会)フライ級1位のユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)を直撃! 9月8日(金)に米国テキサス州のヒューストンで、WBA世界フライ級タイトルマッチの入札が行われる。王者のアルテム・ダラキアン(36=ウクライナ)に挑戦する阿久井だが、日本で行われるのか海外で行われるのか気になるところだ。

 昨日(3日)、コンベックス岡山で開催された「3150 FIGHT SURVIVAL vol.8」で、同門の日本スーパーフライ級11位・神崎靖浩(23=倉敷守安)のサポートとして会場に来ていた阿久井に現在の心境を聞いた。
「早く入札結果が決まってほしい」
 「早くどっちでやるのか決まってほしい。早くホッとしたい」と、やはり気になっているようで、「できれば日本で挑戦したい。やるからには、1発で(世界のベルトを)獲る」と言葉に力を込めた。
年内にも世界初挑戦
 ダラキアンのことは前戦を終えてから映像を見ており、「6回も防衛している強いチャンピオン。テクニックがあり、倒すパンチを持っている」と印象を語った。それでも、「攻略法というわけではないが、噛み合うのではないか」と分析はしっかりとできているようだ。
「中谷選手や矢吹さんに追いつく」
 かつて拳を交えた中谷潤人(25=M・T)と矢吹正道(31=緑)が世界チャンピオンになり、意識しているところもあるようだ。「早く追いつきたいですね」。
世界まで一直線!
 勝てば、岡山県のジム所属選手としては、初の世界チャンピオン誕生だ。「自分が勝って、地方で頑張っている選手や、岡山で活動しているキッズボクサーたちの励みになれたら」と語った。

 昨日、28歳の誕生日を迎えた阿久井だが「20代前半の頃と気持ちは変わらない」と言うと、「いずれは海外でも試合がしたいが、最初は日本で世界挑戦したい」と、国内での世界王座挑戦を願った。