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[前日計量]2023.8.29

元Jリーガー山口聖矢が計量をパス!

井上兄弟が駆け付けた!
 元プロサッカー選手の山口聖矢(29=大橋)が29日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。

 山口は、明日(30日)に後楽園ホールで開催される「NTTドコモ Presents フェニックスバトル103」ライト級4回戦で、加藤蓮(22=岐阜ヨコゼキ)と対戦する。

 計量の場には、幼なじみのWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(30=大橋)とWBC世界バンタム級王者の井上拓真(27=大橋)が駆け付けた。

 山口はライト級リミットを100g下回る61.1kg、加藤は900gアンダーの60.3kgでクリアした。
「積極的に攻めていく」
 計量後に囲み取材に応じた山口は「ナオ(井上尚弥)たちから減量方法を聞きながら落とした。ナオは水抜きをしないので、1週間前は何㎏とか教えてくれて、最後は汗を出したくらい」と、初めての減量も問題なしを強調した。

 山口はJ3のSC相模原でディフェンダーとしてプレー。尚弥とは幼稚園からの幼なじみで、SC相模原を退団した後は、実家の自動車整備会社で働きながら、井上兄弟とトレーニングしてきた。尚弥から提案されて大橋ジムに入門すると、昨年11月にプロテストに合格した。

 山口は「ナオから『4ラウンドしかないので積極的にいこう』と言われているので、前に出てアグレッシブに攻めていきたい。やるからには倒しにいく」と意気込んだ。