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[前日計量]2023.8.29

2冠王座を懸けて松本圭佑とオイコラが激突!

フェザー級2冠戦
 日本フェザー級王者の松本圭佑(24=大橋)と日本同級1位、WBO-AP同級2位のリドワン・オイコラ(26=平仲)が29日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。

 両者は、明日(30日)、後楽園ホールで開催される「NTT ドコモ Presents フェニックスバトル103」のメインイベントで、松本が保持する日本王座と空位のWBOアジアパシフィック王座をかけて拳を交える。

 試合の模様は、Leminoで無料ライブ配信される。
松本圭佑(大橋)57.1kg
 松本は、今年4月に佐川遼(29=三迫)との王座決定戦を制し、8戦目で日本王者に輝いた。横に並んだオイコラを見て「体つきを見て、すごく練習しているなと思った」と印象を語ったが、「それはどの選手も同じ。明日も自分のボクシングを貫く」と意気込んだ。
「勝ちに徹する」
 「明日は技術戦になると思う」と展開予想すると、「ジャブの差し合いから始まると思う。早く相手の動きを察知して、順応できればカウンターも出せるはず。まずは、慎重に進めていきたい」と、あえてKO宣言はしなかった。それでも「勝ちに徹する動きができれば自然とKOにつながる」と勝利に自信を示した。
リドワン・オイコラ(平仲)57.0kg
 ナイジェリア輸入ボクサーのオイコラは、昨年9月に日本で試合をしてからハイペースでこなし、トップコンテンダーまで登ってきた。普段はテンションが高いオイコラだが、この日は比較的落ち着いていた。「コンディションは良い。明日は素晴らしい試合を見せる」と話した。
「俺がチャンピオンになる!」
 今年5月に札幌で行われた試合は、対戦相手が別人だったことが判明し、無効試合に変更。マネージャーを務めていたボビー・オロゴン氏とは別々の道を歩むことになった。「あれは終わった話」と多くは語らず。「明日は俺がチャンピオンになる」とベルト奪取を誓った。