ボクシングモバイルニュース
[試合後談話]2023.7.28

カルビパワーが炸裂!?

右:カルビ米山(吉祥寺鉄拳8)
 「DANGANオール4回戦2023vol.6」が28日、後楽園ホールで開催された。第10試合東日本スーパーフェザー級新人王4回戦では、カルビ米山(24=吉祥寺鉄拳8)と橋口芳樹(27=輪島功一スポーツ)が激突。準決勝進出を懸けて、し烈なペース争いを繰り広げた。
カルビ米山(吉祥寺鉄拳8)が勝利!
 サウスポー同士の一戦は、米山が右ボディから右フックを好打し、ペースを掌握。相手の返しのパンチにも冷静に反応すると、ジャブを軸に組み立てた。4回、米山はワンツーでグラつかせると、左をフォローしてダウンを演出。勝利を決定づけた。
「相手の攻撃を捌くことができた」
 デビューから3連勝を飾った米山は「全体的に相手のパンチを見ることができて、捌くことができた。ダウンも奪うことができたし、良いパフォーマンスを見せることができた」と合格点を与えた、顔に傷一つなく清々しい表情を見せた。
権喆俊会長と頂点を目指す
 小学1年から大学2年までサッカーに情熱を注いでいた米山だが、大学3年で吉祥寺鉄拳8ジムに入門。権喆俊会長が焼き肉屋をしていたこともあり、「宣伝の意味も込めて」(米山)リングネームを「カルビ米山」とした。

 ちなみに「自分はカルビよりハラミが好きです。これ書いておいてくださいね(笑)」。
カルビ米山に注目!
 2020年3月にデビュー戦を予定していたが、コロナ禍の影響で中止。就職したこともあり、ジムから足が遠ざかっていたが「やっぱりリングに立ちたい」と昨年11月に練習を再開した。

 大手銀行で営業の仕事をしながら、ボクシングをしている米山。「今年の新人王を獲ります!」と、ジム2人目の全日本新人王を目指す。