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[記者会見]2023.7.22

ラミレスと清水が対面!

オリンピアン対決!
 WBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者のロベイシ・ラミレス(29=キューバ)と挑戦者の清水聡(37=大橋)が22日、横浜市内のホテルで会見を終えた。

 ロンドンとリオ五輪2大会連続金メダリストのラミレスとロンドン五輪銅メダリストの清水によるオリンピアン対決は、7月25日(火)に有明アリーナで行われ、Leminoで無料ライブ配信される。
念願の世界初挑戦!
 30歳でプロデビューし、7年目で念願の世界初挑戦を迎える清水は「あと3日後に試合。とうとうきたなと。コンディションは良い」と大一番に胸を高鳴らさせた。

 あらためてラミレスの印象を聞かれると「当たり前ですけど、上手い。そして、めちゃくちゃスピードがある」と話すと、「あとは感覚的なものだと思うので、対峙してみて戦う」と、これまでのキャリアを総動員して攻略しにいく。
勝てば国内男子最年長世界王座奪取
 清水が勝てば、37歳134日での世界王座奪取となり、国内男子世界王座奪取最年長記録を更新する。それでも「自分の実力に焦点を合わせているので」と記録は気にしていないようだ。

 コンビを組む松本好二トレーナーは「技術戦になる。日本人の魂、清水の姿を見せる。3日後に世界チャンピオンになるために頑張らせます」とタイトル獲得に全力を注ぐ。
「とても重要な試合」<br>サラストレーナー
 これが初防衛戦のラミレスは「清水についての情報はない。しかし、日本人はハートで戦うと聞いている。100%の準備をしてきた。キャンプでやってきたことを信じて、良いパフォーマンスを見せる」と意気込んだ。

 また、トレーナーのイスマエル・サラス氏は「ラミレスにとって、とても重要な試合になる。今回は、この階級で一番強い選手だと証明するための試合」と挑戦者を警戒していた。
「とにかくベルトがほしい!」
 清水は「長所をどこまで引き出せるか。とにかくベルトが欲しい。ベルトが欲しいです!」とあえて2回"ベルト"という言葉を出して世界王者への思いを語った。