駿河男児ジムが意気込み!

　メインイベントは、日本ライト級9位の湯川成美(27=駿河男児)がスラシット・クリンケーソン(33=タイ)と対戦する。

　今年5月以来の再起戦に臨む湯川は「9月10日は、NEW湯川成美の始まりだ。日々やることは変わらない。強くなることだけを考える。湯川成美はまた、さらに強くなった。ランキング上位選手、そしてタイトル保持者達よ、そこをどけ、俺が通る」と強気にコメントした。

　2020年度西部日本フェザー級新人王の福永輝(24=駿河男児)は、フェザー級8回戦でアサダー・ラックミット(タイ)と拳を交える。

　福永は「再起戦&移籍初戦という事で、気合いMAXです! 完全復活に向けて、まずはインパクトある試合をします! 約1年ぶりの試合になりが、焦らず自分を信じて戦います。皆さん応援よろしくお願いします!」と復活を約束した。

　アマチュア2021年度全日本ライト級準優勝の実績を持つ大畑俊平(22=駿河男児)は、ライト級6回戦で山口楽人(21=陽光アダチ)と激突する。デビュー戦でセミファイナルに抜擢された大畑は「自分の長所は、相手がやりづらいと思う戦いをすること。ずる賢くやりづらいボクシングのテクニックを楽しみにしてもらいたい」と必勝を誓った。

　アマ26戦19勝7敗の植松風河(19=駿河男児)のデビュー戦も予定されている。「初めてのプロボクシングの試合なので緊張しますが、全力で頑張りたいです」と意気込んだ。

　前島正晃会長は「今回は、コロナ禍前のイベントに戻し、会場外での飲食店や太鼓ダンス等のイベント、会場隣のスペースでは、卓球やバスケットボールなどができるようにしました。また、ボクシングイベントは、中学生までは無料(学生証など中学生とわかるものが必要)としました」。

　「Desafioシリーズが町起こしとして、盛大に発展できるように選手たちには活躍してもらい、飛躍の場として提供していきたいと思います」と語った。