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[勝ち予想]2023.7.13

内山高志がフルトンvs井上尚弥をズバリ予想!

内山高志氏の予想
 WBC(世界ボクシング評議会)・WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級1位の井上尚弥(29=大橋)が2冠王者のスティーブン・フルトン(28=米)に挑戦する世紀の一戦まで残り2週間を切った。

 スーパーバンタム級初戦で、この階級最強の呼び声が高いフルトンに挑むモンスター。ファンの間では、どのような試合になるのかと予想が飛び交っている。

   元WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏は、この一戦をどのように予想したのか?
「フルトンはやりずらい」
 「フルトンは回転力も良いし、めちゃくちゃ動くので、尚弥選手は的を絞るまでに時間がかかると思う。フルトンが足を使ってちょこちょこ動くのに対し、尚弥選手は中間距離からしっかりと組み立てるが、中盤から後半までかかると思う。プレッシャーはかけているが、やりづらさはあると思う。序盤でビッグパンチを当てるのは難しいと思う」。
「井上選手が勝つが圧勝とはならない」
 「いつもの試合だったら、初回の攻防を見て『これは5ラウンドまでに倒すな』とかわかるが、フルトン戦ではそうはならないと思う。多くはないが、序盤はポイントを持っていかれるラウンドもあるかもしれない」とモンスターの勝利を予想したが、圧勝とはならないと語った。
井上選手はSバンタム級でもやれる」
 井上のスーパーバンタム級転向について聞かれると「まだまだいけると思う。フェザー級になってどうなるか。この階級でもパンチはあると思う。尚弥選手に勝てる選手はいないのではないか」と問題なしを強調した。
モンスターの中差判定勝ちを予想
 それでも、フルトンのジャブは大きな武器だと語った。「リーチがあって、動きながら打つジャブは厄介」。「カウンターも上手いし、相手からしたら狙っているのかなと考えてしまうので、なかなか踏み込んでいけないが、ただし、あくまでもこれまでの相手だったからだというのはある。尚弥選手が相手だと…。尚弥選手の中差判定勝ち」と予想を立てた。
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