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[会見]2023.7.11

パンヤvs重岡優大は入札へ

8月11日での世界戦は困難に…
 3150FIGHTをプロモートする亀田興毅ファウンダー(36)が11日、都内で会見し、WBC(世界ボクシング評議会)正規王者のパンヤ・プラダブスリ(32=タイ)と暫定王者の重岡優大(25=ワタナベ)による団体内王座統一戦の対戦交渉が決裂し、入札になることを明かした。※興行権の入札日時は未定

 亀田プロモーションは、パンヤ対田中教仁(38=三迫)戦の翌日から交渉に入っていたが、パンヤ陣営の条件が二転三転し、結局まとまらなかった。

 亀田ファウンダーは「銀次朗と同じ日(8月11日)にやれたらと思っていたが、無理なものは仕方がない」と語った。
日本かタイでの開催へ
 重岡優大は、4月16日(日)に代々木第2競技場でパンヤに挑戦する予定だったが、パンヤがインフルエンザに感染したため中止。重岡は、元WBO世界同級王者のウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)との暫定王座決定戦で7回TKO勝ちし、暫定王座に就いた。

 その後、WBCはパンヤと重岡の王座統一戦を指令したが、パンヤ陣営はタイでの開催を望み、WBCはこれを了承。パンヤは6月28日(水)に田中との防衛戦に臨み、8回TKO勝ちで4度目の防衛に成功した。