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[前日計量]2023.6.27

田中教仁が計量をパス!

田中教仁(三迫)が3度目の世界戦!
 WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級タイトルマッチの前日計量が27日、タイ・ラヨーンで行われ、王者のパンヤ・プラダブスリ(32=タイ)と同級9位の田中教仁(38=三迫)が計量に臨んだ。

 パンヤとのダイレクトリマッチに臨む田中は、勝てば、38歳4ヶ月での世界王座奪取で、長谷川穂積の35歳9ヶ月の記録を更新。さらに、日本人によるタイでの世界戦初勝利(これまでは0勝26敗1分、2013年8月に江藤光喜がWBA世界フライ級暫定王座を獲得しているが、WBA暫定王座は日本ボクシングコミッションは公認せず)となる。

 試合の模様は、YouTube「True4U」で20時からライブ配信される。
田中教仁(三迫)47.5kg
 ミニマム級リミットを100g下回る47.5kgで計量を終えた田中は「ここまできたらあとは腹をくくってやるだけです!必ず倒して勝ちます。日本からの応援よろしくお願いします!」とコメントを寄せてベルト奪取を誓った。

 試合の1ヶ月前にオファーが届き、「断る理由はない」と即決。田中が3度目の正直で世界のベルトを奪いにいく。歴史的勝利を目指し決戦のリングに上がる!
パンヤ・プラダブスリ(タイ)47.6kg
 パンヤは、ミニマム級リミットちょうどの47.6kgで秤を降りた。今年4月に重岡優大(26=ワタナベ)との防衛戦を予定していたが、インフルエンザに感染したためキャンセル。これが4度目の防衛戦となる。
タイ・ラヨーンでゴング!