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[対談]2023.6.15

井岡一翔と武尊が勝利を約束!

エールを交換した
 WBO王座を返上して、WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級王者のジョシュア・フランコ(27=米国)と再戦する井岡一翔(34=志成)と人気キックボクサーの武尊(31)が15日、都内のジムで対談に臨んだ。

 井岡は、6月24日(土)、大田区総合体育館で開催される「Life Time Boxing 15」に出場。井岡の試合は、ABEMA PPV(6200円)で独占ライブ配信される。
「6月24日は最高の日にする」
 2017年に知人を通じて武尊と知り合い、交流を深めてきた。3年ぶりに対面した井岡は「K-1で活躍している時から知っているが、人としてすごく魅力があり、接しやすい」と話すと、「とにかく勝ってほしい。初の海外での試合(※武尊選手はパリで試合)で、いろいろなことがあると思うが、突き破ってほしい。6月24日は最高の日にしよう」と激励した。2人とも笑顔でハグを交わし仲の良さを見せた。

 武尊は「テレビで見ていたスーパースターで大先輩。初めて会った時は緊張して話せなかったが、スーツをプレゼントしてくれた」と、初対面のエピソードを披露。井岡は「懐かしいな!」と思い出すと、「『いいスーツを着た方がいいよ』とアドバイスしたが、そういう話をするなら、自分なりに(選んだものを)プレゼントをした方がいいのかなと思って。口だけは嫌だったので、すぐに連絡した」とスーツを仕立てた。
完全決着をつける
 昨日、米国ラスベガスのスパーリング合宿から帰国。実戦練習に加えて、ラリー・バンク・デタリスフィジカルトレーナーに指導を受け、強靭な体を作り上げた。フランコとのダイレクトリマッチに臨む井岡は「覚悟を持って挑む試合。勝ちへのこだわりは、いつも以上に強い」と言葉に力を込めた。