[公開練習]2023.6.5
但馬ミツロが英国選手とド迫力スパー!
英国ヘビー級戦士とスパー
日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(28=KWORLD3)が5日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。但馬は、6月10日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で開催される「3150FIGHT SURVIVALvol.5」のメインイベントにおいて、ルイス・マリン(36=ベネズエラ)とヘビー級8回戦に臨む。
この試合に向けて、亀田プロモーションは英国からスパーリングパートナーを招聘。ジェイミー・ティシェーバ(29=英)との2ラウンドのスパーリングを公開した。
この試合に向けて、亀田プロモーションは英国からスパーリングパートナーを招聘。ジェイミー・ティシェーバ(29=英)との2ラウンドのスパーリングを公開した。
身長193㎝体重118kgのティシェーバ
ティシェーバは、戦績37戦29勝(1KO)8敗で、身長193㎝、体重118kgのオーソドックススタイル。元3団体統一世界ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(33=英)やWBA(世界ボクシング協会)ヘビー級王者のダニエル・デュボア(25=英)のスーパーリングパートナーも務めている。さらにWBC世界ヘビー級王者のタイソン・ヒューリー(34=英)のメイントレーナー・シュガーヒル・スチューワード氏がティシェーバを指導しているという。
ボディを打ち合った
ティシェーバがジャブから左ボディにつなげれば、但馬もインサイドから左ボディ、右ショートアッパーをヒット。ティシェーバはボディにパンチを集めたが、但馬は効く素振りを見せず打ち返した。2回、但馬は頭を振りながらリズムを作ると、ステップインから左フックを好打。ラスト10秒は激しく打ち合った。
「通用するところとそうでないところがわかった」
スパーリングを終えた但馬は「初日はリング上で相手の攻撃に耐えるので精一杯だったが、3週間で1日おきに拳を交えて、ヘビー級のサイズに慣れた。スピードと瞬発力は通用することがわかった。これからは対大型ヘビー級選手の戦い方を磨いていきたい」と充実したトレーニングの様子を伝えた。
50ラウンドのスパーリングを消化
ティシェーバとは合計50ラウンドのスパーリングを消化。最長で8ラウンド打ち合ったという。「これまで試合前にこんなに実戦練習をしたことがなかったので、とても良い勉強になった」。
50ラウンドのスパーリングを消化
ティシェーバとは合計50ラウンドのスパーリングを消化。最長で8ラウンド打ち合ったという。「これまで試合前にこんなに実戦練習をしたことがなかったので、とても良い勉強になった」。
「但馬はタイミングがいい」
ティシェーバは「パンチのタイミングが良くて、ヘビー級ではスピードもあるのではないか」と感心するとともに、「上を目指したければ、ミツロもひたすら頑張って練習を続けていくしかない」と激励した。
7月21日後楽園ホールに出場決定!
6月10日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で6戦目を迎える但馬だが、その次は、7月21日(金)に後楽園ホールで開催される一力ジム主催(写真左:小林一会長)の「あしたのジョーメモリアル2023」のメインイベントに出場することも発表された。