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[海外前日計量]2023.5.13

WBOミドル級タイトルマッチにバトラー

WBO世界ミドル級タイトルマッチ

 WBO(世界ボクシング機構)ミドル級王者ジャニベク・アリムハヌリ(30=カザフスタン)が13日(日本時間14日)、米国・カリフォルニア州ストックトンで、V2戦を迎える。その前日計量が行われた12日、挑戦者でWBO同級6位のスティーブン・バトラー(27=カナダ)と秤に臨んだ。

アリムハヌリvsバトラー

 スーパーミドル級リミット72.5kgを、王者アリムハヌリは300g少ない72.2kgでパス。バトラーも200gアンダーの72.3kgでクリアした。

 次なるカザフからの化け物として、トップランク社が売り出し中のアリムハヌリは、昨年5月にダニー・ディグナム(31=英)から2回KO勝利を挙げて、暫定ながら世界初載冠。同年11月にデンゼル・ベントレー(28=英)を判定で下し、初防衛を達成した。

 バトラーの名前を聞いて、ピンときたファンも多いはず。2019年、当時のWBAミドル級チャンピオンの座についていた村田諒太(帝拳=引退)に挑戦するも、5回TKOで敗北。2021年1月の再起戦でも敗れたが、その後は4連勝と復調して、今回が2度目の世界挑戦となる。