[海外前日計量]2023.5.13
WBAスーパーライト級暫定王座決定戦
ロメロvsバロッソ
米国・ネバダ州のラスベガスで13日(日本時間14日)、WBA(世界)スーパーライト級暫定王座決定戦が行われる。WBA同級5位で元WBAライト級暫定王者のローランド・ロメロ(27=米)と、WBA同級1位で元WBAライト級暫定王者だったイスマエル・バロッソ(40=ベネズエラ)が12日、前日計量で対峙した。
急遽暫定戦に変更
スーパーライト級リミット63.5kgをロメロ、バロッソ共に300gアンダーの63.2kgでクリアした。
当初は、WBA同級王者のアルベルト・プエジョ(28=ドミニカ共和国)が2度目の防衛戦を行う予定だったが、ドーピング検査で禁止薬物が検出されたことにより、休養王者に格下げされることになった。
ロメロにとっては、昨年5月に行われたWBA世界ライト級王座統一戦でジャーボンテ・デイビス(28=米)の強打に沈み、6回TKO負けからの再起、2戦連続の世界戦となった。
対するバロッソも、2015年12月にケビン・ミッチェル(38=英)に5回TKO勝利で、暫定王座を獲得。しかし、翌年5月に正規王者アンソニー・クローラ(36=英)との王座統一戦に7回KOで敗れ、ベルトを失った。元WBA暫定王者達のサバイバル戦のゴングが鳴る。