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[前日計量]2023.5.2

大阪で女子の意地がぶつかる!

WBO-AP女子ミニマム級王座戦
 WBOアジアパシフィック女子ミニマム級タイトルマッチの前日計量が2日、大阪市内の関西JBC事務局で行われ、王者の吉川梨優那(21=ディアマンテ)と挑戦者で前日本アトム級王者の伊賀薫(30=真正)が計量に臨んだ。

 試合は、明日(3日)、大阪・和泉シティプラザ弥生の風ホールで開催される「FRESH BOXING×LA FIESTA DEL DIAMNTE」のメインイベントで行われる。
「ワクワクしている」
 ミニマム級リミットを100g下回る47.5kgでクリアした吉川は、「挑戦した時とはまた違う緊張感がある。すごくワクワクしている。防衛とかは考えずに、とにかく勝つことに集中している」と、鬼門と言われる初防衛戦を乗り越えるつもりだ。

 伊賀とはかつて3回ほどスパーリングで手を合わせたようで、イメージはできている。「KOにこだわりはないが、お客さんにはゴールデンウィークにわざわざ会場に足を運んでもらうので、とにかく面白い試合を見せたい。ここは通過点。しっかりと勝ちます」と言葉に力を込めた。
「会長に勝利をプレゼントする」
 伊賀は「最後まで食べながら体重を落とすことができた」と、コンディションの良さをアピールした。400gアンダーの47.2kgで計量を終えると「面白い試合を見せたい」と吉川と同様、熱戦を約束した。「自信があるのは右ストレートなので、上手く当てていきたい。打ち合い上等です」と打撃戦に応じる構えだ。

 「会長から『勝ってベルトを持ってきてほしい』と言われた。必ず勝ちます」と4月30日(金)に誕生日を迎えた山下正人会長に勝利をプレゼントする。
和泉シティプラザ弥生の風ホールでゴング!