[試合後会見]2023.4.18
佐川遼vs松本圭佑! フェザー級新王者が決定!
チャンピオンカーニバル!
日本フェザー級王座決定戦、同級1位の佐川遼(28=三迫)対同級2位の松本圭佑(23=大橋)の一戦が18日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントとして行われた。
王座奪還を目指す佐川と、7戦全勝(7KO)でタイトル初挑戦を迎えた松本が、真っ向から激突した。チャンピオンカーニバル屈指の好カード。勝利の女神が微笑んだのはーー。
王座奪還を目指す佐川と、7戦全勝(7KO)でタイトル初挑戦を迎えた松本が、真っ向から激突した。チャンピオンカーニバル屈指の好カード。勝利の女神が微笑んだのはーー。
松本圭佑(大橋)が新王者!
松本が高い技術を披露し、元王者に完勝した。前半は、松本がキレ味鋭い右ストレート、カウンターの左フックをヒット。試合運びの上手さを見せてポイントを加点。対する佐川は、プレスをかけてボディにパンチを集めて体力を削りにいった。5回、佐川は左ボディを痛打し反撃した。前半終了時の公開採点は、49-46×3で松本がリード。6回以降も松本は集中力を切らさず、ジャブからワンツー、多彩なコンビネーションで突き放すと、後半は足を使って捌き切った。
「勝ててホッとしている」
新チャンピオンに輝いた松本は「こうして、そばにベルトがあると実感が沸く。小さい頃から憧れていたベルトを巻くことができて、大橋ジムの強い先輩たちに少しは近づくことができた」と、喜びに浸った。
途中から冷静になることができた
松本は「出だしは良かったが、自分でも力んでいるのがわかった。しかし、父や会長、尚弥さんの声が聞こえて、冷静になることができた。コツコツとパンチを当てたら、(佐川選手が)嫌がっているのがわかった」と、大橋ジムのチーム力に感謝した。
途中から冷静になることができた
松本は「出だしは良かったが、自分でも力んでいるのがわかった。しかし、父や会長、尚弥さんの声が聞こえて、冷静になることができた。コツコツとパンチを当てたら、(佐川選手が)嫌がっているのがわかった」と、大橋ジムのチーム力に感謝した。
親子での日本チャンピオン
父・松本好二トレーナーと親子での日本王者誕生で、同一階級では史上初だ。好二トレーナーは第41代、第43代、第45代、圭佑は第67代日本フェザー級チャンピオン。松本は「肩書きは並んだが、父と比べるとまだまだです」と控えめだった。
「よくやってくれた」松本好二トレーナー
好二トレーナーは「勝たないといけないプレッシャーで、常に気を張っている中で消耗した。改善していけばもっと強くなる。勝って次の課題に取り組むことができるのは幸せなこと。今日はよくやってくれた」と息子の初戴冠に目を細めた。
初防衛戦はオイコラ(平仲)が濃厚
次戦は、同級4位のリドワン・オイコラ(25=平仲)を迎えての指名試合になりそうだ。松本は「今日の出来では苦戦する。倒しにいこうとはせずに、次もテクニックで魅せたい」と飛躍を誓った。
「よくやってくれた」松本好二トレーナー
好二トレーナーは「勝たないといけないプレッシャーで、常に気を張っている中で消耗した。改善していけばもっと強くなる。勝って次の課題に取り組むことができるのは幸せなこと。今日はよくやってくれた」と息子の初戴冠に目を細めた。
初防衛戦はオイコラ(平仲)が濃厚
次戦は、同級4位のリドワン・オイコラ(25=平仲)を迎えての指名試合になりそうだ。松本は「今日の出来では苦戦する。倒しにいこうとはせずに、次もテクニックで魅せたい」と飛躍を誓った。
「ストレートが速かった」
一方、王座に返り咲くことができなかった佐川は「中盤にボディを効かせたので、イケるかなと思ったが、後半は足を使われてしまった。予想以上にストレートが速くて、焦ってしまった。(松本選手は)後半になってもスタミナが落ちなかったのが想定外だった」と気丈に話した。
採点表