[前日計量]2023.4.17
磯谷大心が復活を目指す!
磯谷大心(輪島功一S)が再起戦
 元世界王者の輪島功一氏の孫・磯谷大心(21=輪島功一スポーツ)が17日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。磯谷は明日(18日)、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」スーパーウェルター級6回戦で、伊藤大賀(27=角海老宝石)と対戦する。

 両者とも、スーパーウェルター級リミットちょうどの69.8kgでパスした。

 試合の模様は、フジテレビ公式動画配信サービス「FOD」で、18時から全試合ライブ配信される。
「コンパクトに打つ」
 ウェルター級を主戦場としている磯谷だが「相手が見つからなくて」と、1階級上のスーパーウェルター級のリングに上がる。

 昨年11月の東日本新人王決勝戦で、初黒星を喫して以来の再起戦だ。「一発を狙うと、どうしても大振りになってしまう。上を目指していく上で、コツコツと当てていくことを心掛けてきた」と課題に取り組んできた。

 祖父・輪島功一氏からは「前回の負けは気にするな」と言葉をかけてもらったという。
「最後は倒す」
 これまで父・磯谷和広トレーナーが現役時代に使用していたトランクスを履いていたが、今回からトランクスを新調した。

 磯谷は「パンチをもらわず、コンパクトに打っていき、レフェリーストップに持ち込みたい」と意気込んだ。
「相手の好きなようにはさせない」
 拳を交える伊藤は大みそかに、初回わずか46秒KO勝ちし、強烈なインパクトを残した。

 「相手は攻撃的な選手だが、好きなようにはさせない。今回もKOを狙っていく」と完全決着を約束した。