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[予備検診]2023.4.14

ピリピリムードでも笑顔の重岡兄弟

ミニマム級ダブル暫定王者決定戦

 「3150 FIGHT Vol.5」で開催される、ミニマム級のWBC(世界ボクシング評議会)とIBF(国際ボクシング連盟)のダブル暫定王者決定戦。WBCの王座を目指す重岡優大(25=ワタナベ)とウィルフレッド・メンデス(26=プエルトリコ)、IBFを目指す重岡銀次朗(23=ワタナベ)とレネ・マーク・クアルト(26=比)の4名が14日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局を訪れ、予備検診を終えた。

 独占ライブ配信する「ABEMA」の協力により、VTS(ビデオテスティングシステム)も導入される注目のダブル暫定世界王座決定戦は、代々木第二競技場体育館で16日(日)に行われる。

 

重岡銀次朗(23=ワタナベ)

 レネと初顔合わせした銀次朗は「めちゃめちゃ、やりやすそうに見えた」と、印象を語った。

■重岡銀次朗(23=ワタナベ)

体温:36.8℃

脈拍:57/min

血圧:109/57mmHg

くび周 :37cm

リーチ:154cm

胸囲:88cm

身長:154cm

視力:左1.0/右1.2

レネ・マーク・クアルト(26=比)

 予備検診後に記念撮影を終えると、レネは親指を立てて「コンディションはいい」と一言残して、会場を後にした。

■レネ・マーク・クアルト(26=比)

体温:36.2℃

脈拍:58/min

血圧:146/89mmHg

くび周 :36cm

リーチ:156.8cm

胸囲:88cm

身長:156cm

視力:左1.5/右2.0

重岡銀次朗&優大
 兄弟揃って取材に応じた優大と銀次朗。髪を金色に染めたのは銀次朗で、銀色に染めたのは優大。「良いやつそうだけど、顔を見て一瞬でスイッチが入りましたね」と優大がメンデスとの初顔合わせした心境を語った。ただ、レネに関して「舐めてましたね」と切り出すと「銀の相手だからだと思う」と弟を思いやる余裕を見せた。これには、銀次朗も「ちょっとニヤついてたので、火がついた」と静かな闘志を燃やした。

 熊本愛を強く持つ重岡兄弟は「熊本の人たちを喜ばせたい。勝って、明るい話題を届けたい」と郷土愛を見せた。
重岡優大(25=ワタナベ)

 「みんなに見てもらえるんだから、ビシッと決めてきた」と、緊張感と平常心の両方の表情を見せた優大は、「リーチもあるし、タッパも自分よりある。ガリでしたね」とメンデスの印象を語ると「相手の構えがサウスポーに変わったので、フィニッシュブローは変わるかもしれないが、やることは一緒」とKO宣言して会見を終えた。

■重岡優大(25=ワタナベ)

体温:36.5℃

脈拍:45/min

血圧:114/72mmHg

くび周 :36cm

リーチ:158.7cm

胸囲:86.5cm

身長:160.8cm

視力:左1.0/右0.8

ウィルフレッド・メンデス(26=プエルトリコ)

 この日、初めて優大と顔を合わせたメンデスは「相手の調子も良さそうだ」と表情を変えず、リラックスした様子で取材に答えた。

■ウィルフレッド・メンデス(26=プエルトリコ)

体温:36℃

脈拍:55/min

血圧:143/87mmHg

くび周 :33.5cm

リーチ:163cm

胸囲:79cm

身長:164.1cm

視力:左1.2/右1.2