ボクシングモバイルニュース
[海外試合結果]2023.4.9

衝撃のWBC世界S.ウェルター級暫定戦

フンドラvsメンドーサ

 PBC主催のWBC(世界ボクシング評議会)スーパーウェルター級暫定タイトルマッチが 8日(日本時間9日)、米国・カリフォルニア州・カーソンで行われた。暫定王者セバスチャン・フンドラ(25=米)と挑戦者のブライアン・メンドーサ(29=米)による一戦は、衝撃的なKO決着となった。

メンドーサが衝撃的なKOで暫定王座獲得
 身長197cm・リーチ203cmというサイズを誇るサウスポーのフンドラだが、序盤からインファイトで試合を展開。フンドラがアッパーを突き上げれば、メンドーサがボディを狙って、激しい攻防戦が繰り広げられた。インサイドでの応酬が更に激しくなった中、いきなり試合の幕が閉じた。ここまでフックとアッパーでダメージを与えてきたフンドラが7回、メンドーサの左フックを顎に直撃されて大きくふらつくと、追撃の右ストレートからの左フックで、マットに後頭部を直撃するダウンを喫した。立ちあがろうとしたフンドラだったがダメージが大きく、そのままカウントアウト、メンドーサが逆転の7回39秒KO勝利で、WBC世界ウェルター級新暫定王者に輝いた。

 年間KO賞候補にも上がりそうな勝利で、新暫定王者となったメンドーサの戦績は、24戦22勝(16KO)2敗。逆転負けを喫して初黒星となったフンドラは、22戦20勝(13KO)1敗1分とした。