[発表会見]2023.4.3
堤駿斗が3戦目でタイトル初挑戦!
堤駿斗(志成)がタイトルに挑む!
OPBF東洋太平洋フェザー級3位の堤駿斗(23=志成)が3日、都内のジムで開かれた記者会見に出席し意気込みを語った。
堤は、5月31日(水)、後楽園ホールで開催される「Life Time Boxing 14」のメインイベントで、OPBF同級4位のジョー・サンティシマ(26=比)と空位の王座を争う。堤は「いよいよ12ラウンドの試合になる。まずは1本目のベルトを獲る」と必勝を誓った。
試合の模様は、ABEMAでライブ配信される。※アンダーカードは後日発表。
堤は、5月31日(水)、後楽園ホールで開催される「Life Time Boxing 14」のメインイベントで、OPBF同級4位のジョー・サンティシマ(26=比)と空位の王座を争う。堤は「いよいよ12ラウンドの試合になる。まずは1本目のベルトを獲る」と必勝を誓った。
試合の模様は、ABEMAでライブ配信される。※アンダーカードは後日発表。
「チャンスを掴み取る」
堤が勝てば、3戦目でのタイトル獲得で、OPBF王座最短記録となる(田中恒成と清水聡が4戦目で獲得)。堤は「最速記録を狙っていたわけではないが、ランキングに入ってチャンスが巡ってきたので、しっかりと獲る」と意気込んだ。
ジョー・サンティシマ(比国)
元世界ランカーのサンティシマは、2020年2月に当時のWBO世界スーパーバンタム級王者のエマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)に挑戦。2度来日しており、昨年8月に大沢宏晋(オール→引退)に5回TKO勝ち、12月には下町俊貴(グリーンツダ)に判定負けを喫した。
サンティシマの印象を聞かれた堤は「パワーがあり、体が強くてキャリアがある強敵」と話すと、「簡単に倒せる相手ではない。無理に倒しに行ったら、倒されるリスクもある」と警戒した。
サンティシマの印象を聞かれた堤は「パワーがあり、体が強くてキャリアがある強敵」と話すと、「簡単に倒せる相手ではない。無理に倒しに行ったら、倒されるリスクもある」と警戒した。
「焦らずに中盤以降に倒す」
堤は、デビュー戦でOPBFランカー、2戦目で前OPBF王者に判定勝ち。「前戦はKOを狙いすぎてしまった」と振り返ると、「アマチュアで培ってきたジャブで支配して、プレスをかけるスタイルに、プロの経験をミックスさせたい。焦らずに体力を削っていき、中盤以降に自然と倒れる展開に持っていきたい」とKO奪取を誓った。
ラスベガスでスパーリング合宿
この試合に向けて、4月5日(水)からゴールデンウィーク明けまで、米国ラスベガスでスパーリング合宿に臨む。現地では、イスマエル・サラストレーナーの指導を受ける。
ラスベガスでスパーリング合宿
この試合に向けて、4月5日(水)からゴールデンウィーク明けまで、米国ラスベガスでスパーリング合宿に臨む。現地では、イスマエル・サラストレーナーの指導を受ける。
フェザー級が面白い!
2月下旬には、鹿児島県徳之島で走り込み合宿を敢行。下半身とメンタル面の強化に努めた。「この合宿を乗り越えたことで、試合でも気持ちが出る」と手応えを感じていた。合宿には、アマチュア時代に何度も対戦した日本フェザー級2位の松本圭佑(23=大橋)も参加し、ともに汗を流した。「同期と久しぶりに一緒に練習して楽しかった」。
4月18日(火)に日本フェザー級王座決定戦に出場する松本にエールを送った堤だが、「お互いに勝ち続けたら、いずれ交わるかもしれない」と、同じ階級のライバルとの対戦も頭の片隅に入れているようだ。
4月18日(火)に日本フェザー級王座決定戦に出場する松本にエールを送った堤だが、「お互いに勝ち続けたら、いずれ交わるかもしれない」と、同じ階級のライバルとの対戦も頭の片隅に入れているようだ。
「ベルトを巻いてリングを降りる」
ボクシング転向初戦を迎える那須川天心(24=帝拳)とは、幼少から中学1年まで同じ空手道場で練習していた。帝拳ジムに出稽古で行った際、那須川の練習を見たようで「よりコンパクトになっていた」。「どうやってボクシングスタイルに変えるのか楽しみ」と神童のデビュー戦に注目している。
初のメインイベンターを務める堤は「攻めている中でも、ディフェンスを意識する。冷静さの中に熱さを見せたい。しっかりと勝って、ベルトを巻いてリングを降りたい」と言葉に力を込めた。
初のメインイベンターを務める堤は「攻めている中でも、ディフェンスを意識する。冷静さの中に熱さを見せたい。しっかりと勝って、ベルトを巻いてリングを降りたい」と言葉に力を込めた。