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[インタビュー]2023.3.24

井上拓真「バンタム級4団体統一への第一歩」

王座返り咲きへ
 WBA(世界ボクシング協会)バンタム級2位の井上拓真(27=大橋)は、4月8日(土)、有明アリーナで開催される「Prime Video Presents Live Boxing第4弾」で、同級3位のリボリオ・ソリス(40=ベネズエラ)と空位の王座を争う。

 2019年11月にノルディ・ウバーリ(フランス)とのWBC(世界ボクシング評議会)同級王座統一戦で敗れた井上は、栗原慶太(30=一力)、和氣慎吾(35=FLARE山上)、古橋岳也(川崎新田→引退)といった国内トップ選手とのサバイバル戦を制し、再浮上。3年5ヶ月ぶりに世界戦の舞台に上がる。

 元WBA世界スーパーフライ級王者のソリスは、キャリア23年目のベテラン。2020年2月にギジェルモ・リゴンドー(キューバ)との王座決定戦で敗れた後は5連勝中だ。

 井上は、ウバーリ戦後、ディフェンスを軸とした、パンチをもらわずに当てるスタイルを構築。満を持して世界のベルトを奪いに行く。