WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVEが始動!

　「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」では、音響やビジョン、照明などの場内演出を一新し、「解説・実況の場内音声配信」を無料で行う。場内音声配信は、会場で配られたパンフレットに記載されているQRコードにアクセスすると聴くことができる。

　4月1日のイベントは、セレス小林会長、元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏と元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏が解説を務める。

　さらに、プロ野球横浜DeNAベイスターズで球団社長を務めた、池田純氏がスペシャルアドバイザーに就任し、新しいアイディアやファンサービスを導入していく。

　会見に先立ち、マイクを握った堤天心代表取締役社長は「コロナ禍でここ1～2年はゴルフや格闘技の取り組みに強化してきたが、ボクシングというコンテンツに参加させていただく。近い将来、世界チャンピオンになる選手を後楽園ホールから出していきたい」と挨拶した。

将来的には世界戦の配信もしていきたい

　「今は何も決まっていないが、今後は世界タイトルマッチの配信にも積極的に取り組んでいきたい」と青写真を描いた。

　浜田剛史帝拳ジム代表は「村田諒太や井上尚弥といったスーパースターに続く、スター候補をU-NEXTさんと一緒に育てていきたい」と、これまで数多くの世界チャンピオンを輩出した『ダイナミックグローブ』から、新たなスター選手を育成していく。

　小林昭司日本ボクシング協会長は「ダイナミックグローブは、現役時代に出場させていただき、日本チャンピオン、そして世界のベルトを巻くまで育てていただいた。ダイナミックグローブに出ることがボクサーとしてのステータスだった。日本ボクシング協会としてもU-NEXTさんと次世代のスターを作っていきたい」と抱負を語った。

　真正ジム山下正人会長は「帝拳プロモーションと連携して関西のジムを取りまとめていきたい。5月6日(土)に後楽園ホールで第2回目のダイナミックグローブを担当させていただくことになった。これから魅力のあるカードを提供していきたい」と話した。

　自主興行を関西圏で探していたが、会場が見つからない中、後楽園ホールでの開催となった。今後は、関西でもU-NEXT配信での興行をしていく予定だ。

　横浜光ジム石井一太郎会長は「帝拳プロモーションと連携しながら東日本のジムを中心にプロモートしていきたい。私も現役時代、ダイナミックグローブに出させていただいたが、この大会に出るのがボクサーにとってのステータスだった。ボクシングファンの皆さんはもちろん、これから新しいボクシングファンにも楽しんでいただけるよう。そして、ボクサーがこの大会に出たいというようなイベントを作っていきたい」と言葉に力を込めた。