[試合後会見]2023.3.14
桑原拓が51秒決着!
桑原拓(大橋)が魅せた!
OPBF東洋太平洋フライ級王者の桑原拓(27=大橋)が14日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.98」のメインイベントに出場。51.5kg契約8回戦で、メキシコ同級王者のホセ・リバス(29=メキシコ)と対戦した。
前日に「世界をアピールする」と語った桑原が、観客の度肝を抜くパフォーマンスを見せた!
前日に「世界をアピールする」と語った桑原が、観客の度肝を抜くパフォーマンスを見せた!
豪快KO!
桑原がジャブで距離を測ると、左フックでダウンを演出。なんとか立ち上がったリバスに迫ると、再び左フックをジャストミート! 豪快にキャンバスに沈めた。
「スカッと決めた」
顔に傷ひとつなく会見場に現れた桑原は「当初の予定より早く終わった。初回はじっくりと様子を見る作戦だったが、ジャブにパーリングしてきたので、フェイントを入れるつもりで左フックを出したら当たった」。「遅れて飛んでくるパンチやアッパーといった、メキシコ人特有の強さを感じる前に終わってしまった」と冷静に試合を振り返った。
世界へ一直線!
コンビを組む松本好二トレーナーは「パンチが当たる感覚を信じて、いけると思ったら攻めていいよと伝えた。飛び道具がしっかりと決まった」と会心の勝利に目を細めた。
会見に同席した大橋秀行会長は「相手がメキシコのチャンピオンで、苦戦しながらの判定勝ちで良いかなと思ったが、良い結果を出してくれた」と合格点を与えると、「次の指名戦は、フィリピン人の強敵になる予定。勝ったら世界に行っても良いのではないか」と次戦が山場だとした。
会見に同席した大橋秀行会長は「相手がメキシコのチャンピオンで、苦戦しながらの判定勝ちで良いかなと思ったが、良い結果を出してくれた」と合格点を与えると、「次の指名戦は、フィリピン人の強敵になる予定。勝ったら世界に行っても良いのではないか」と次戦が山場だとした。