[試合後会見]2023.3.4
ホープ李健太が魅せた!
右:李健太(帝拳)の左ストレート!
日本スーパーライト級6位の李健太(26=帝拳)が4日、後楽園ホールで開催された「第622回ダイナミックグローブ」のセミファイナルに出場。スーパーライト級8回戦でジノ・ロドリゴ(25=比)と対戦した。
李健太(帝拳)が判定勝ち
サウスポー李のテクニックが光った。序盤からシャープなジャブからワンツーを好打。手応えのあるパンチを入れたが、ロドリゴは右フックを強振。何度か顔を弾かれた李だが、相手の連打にはしっかりと対応。乱打戦に巻き込まれることなく、的確なワンツー、右ボディを決めてポイントを重ねた。
「練習の成果は出せた」
「初回に左ストレートで効かせたが、頭を打ってしまって…」と左拳を痛めたことを明かしたが、「ジャブの強弱と左ストレートのつなぎを練習してきたが、やってきたことは出すことができた。最後まで冷静に戦うことができた」と淡々と試合を振り返った。
コンビを組む大和心トレーナーは「修正点は山ほどあるが、最近良くなってきている。伸びしろしかない」と今後の活躍に期待を寄せた。
コンビを組む大和心トレーナーは「修正点は山ほどあるが、最近良くなってきている。伸びしろしかない」と今後の活躍に期待を寄せた。
「日本人選手と戦いたい」
李は「そろそろ日本人選手と戦いたい」と抱負を語った。4月26日(水)に同級1位のアオキクリスチャーノ(34=角海老宝石)と同級3位の藤田炎村(28=三迫)で、日本スーパーライト級王座決定戦が行われる。虎視眈々とベルトを狙う李に注目だ。