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[プロテスト]2023.2.10

大橋ジム期待のホープが合格!

北野武郎と山﨑裕生
 インターハイ準優勝の実績を持つ山﨑裕生(21=大橋)と元日本ライトフライ級1位の北野良氏の長男・北野武郎(18=大橋)が10日、後楽園ホールでプロテストに臨み合格を勝ち取った。
多彩な左を見せた
 B級(6回戦)で受験した山﨑は、日本フェザー級2位の松本圭佑(23=大橋)と3ラウンドの実戦形式のテストを行った。軽快なステップワークから左のコンビネーションを披露すると、3回にはジャブからワンツーに繋げて試験官に合格をアピールした。

 大阪興国高校から東洋大学に進んだ山﨑は「プロの舞台に憧れて」とプロボクサーを決意。「自分より強い先輩がたくさんいるので」と昨年11月に大橋ジムに入門した。

4月26日にデビュー戦予定

 スーパーバンタム級を主戦場としていくようで「長身(172㎝)を活かしたスピードと上下の打ち分けを見てほしい」と拳を握りしめた。4月26日(水)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル99」でデビュー戦の予定だ(相手未定)。
ジャブが光った
 サウスポー北野は、鋭い踏み込みを見せる相手に右フックを合わせるとシャープなジャブで突き放し技術の高さを感じさせた。中学3年で大橋ジムに入門した北野は現在高校3年で今春に卒業する。

父との二人三脚で頂点を目指す

 父との二人三脚で強さに磨きをかけ、週末には野木丈司トレーナー(志成ジム)がメニューを考案する階段ダッシュトレーニングに参加し、トップ選手に交じり下半身強化に努めている。

新人王に参戦

 「楽しくプロテストを受けることができた。試合でも楽しんで戦いたい」と笑顔を見せた北野。今年の東日本新人王トーナメントに出場する予定(ミニマム級)で「ストレートを見てほしい」と語った。