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[前日計量]2023.2.3

ユーリ阿久井政悟! KO決着に期待!

ユーリ阿久井政悟の世界前哨戦
 WBA(世界ボクシング協会)フライ級1位のユーリ阿久井政悟(27=倉敷守安)が3日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で前日計量に臨んだ。

 阿久井は、明日(4日)、後楽園ホールで開催される「第621回ダイナミックグローブ」のメインイベント・フライ級10回戦で、OPBF東洋太平洋ライトフライ級13位のジェイソン・バイソン(24=比)を相手に世界前哨戦を行う。

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「落ち着いて戦うことを心掛ける」
 先に秤に乗った阿久井は、フライ級リミットを200g下回る50.6㎏でパスした。囲み取材に応じた阿久井は「体調が良く、自然と(リミットまで)落ちた」と仕上がりの良さを強調。「好戦的でパンチがありそう」と拳を交えるバイソンを警戒したが、「(久しぶりなので)感触を確かめながら落ち着いて戦う。KOはチャンスが来たらで、無理には狙わない」と流れで倒すとした。

WBA世界1位に!

 2月1日(水)に発表されたWBAランキングで1位に上がり、年内での世界初挑戦に期待が高まる。しかし、「周りから『世界1位になったね』と連絡が来るが、チャンピオンにならないと、1位も15位も変わらない」と淡々としていた。
「勝って世界へ」
 1月28日(土)には、かつて拳を交えた前WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の矢吹正道(30=緑)が勝利し、IBF(国際ボクシング連盟)王座挑戦権を獲得した。「練習中だったので、見ることはできなかったが、『おめでとうございます』とメッセージを送った」と刺激を受けたようだ。

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「勝つためにベストを尽くす」
 初来日のバイソンは、300gアンダーの50.5kgでクリアした。計量後、取材に応じたバイソンは「相手の映像はYouTubeで見た。とても強い選手」と印象を語ると、「明日はベストを尽くして勝ちにいく」と意気込んだ。