[バンタム級]2023.2.1
3月20日は日本バンタム級タイトル戦
日本バンタム級タイトル戦
日本バンタム級チャンピオンの堤聖也(27=角海老宝石)と同級1位で指名挑戦者の南出仁(27=セレス) が1日、都内のホテルで会見を開き、3月20日(月)の後楽園ホール決戦を前に意気込みを語った。
日本チャンピオン堤聖也(角海老宝石)
アマチュア時代から励ましあってきたとあって「同い年で、ずっと知ってる選手。アマチュアの時は、格上の選手だった。一瞬のスピードとパワーは僕より上で技術もある」と挑戦者の実力を認めた堤だが、「試合をすれば総合的に勝つ。正々堂々と楽しい戦いができたらと思う。世界を目指してボクシングやってるので、強い選手にしっかり勝って存在感を示したい」と2度目の防衛戦は、世界を見据えた大切な試合だと認識を示した。
3/20(月)のDANGANメインは日本タイトル戦
先日発表された「井上尚弥 4団体統一記念モンスターバンタム級トーナメント」に関しては、「魅力的」としつつも、今回の防衛戦から試合間隔が2ヶ月しかないため、現実的には「どうかな?」と話すに留め「この試合に集中したい」と南出戦にフォーカスした。
フェイスオフ
挑戦者の南出は「しっかり獲る。それだけです」と気持ちを伝えると「顔も知ってるし、大学時代には無双してた選手。パンチがあるし、スイッチもするので厄介だが射止める」と打倒・堤聖也に火がついた。
南出 仁(セレス)
優勝賞金1000万円と発表されたモンスタートーナメントに関して、「興味がなかった」と切り出したが、「嫁さんに『1000万円!』出て!」と背中を押されたことを明かした。それでも、まずは日本タイトル奪取が最優先課題。『試合に集中します」とブレなかった。
梅津奨利がトーナメントに手を挙げた!
日本タイトル戦のアンダーカードに出場するバンタム級14位の梅津奨利(24=三谷大和)は、「普通に倒して勝ちたいと思ってる」と落ち着いた様子で、初めての8回戦に備えて、スタミナを強化するとし、東泰誠(31=TRY BOX)対策として、”サウスポー殺し”の秘策を練っている。
バンタム級トーナメントに関しては「賞金よりも、強い選手が出てくるので出場したい。アマチュア出身相手に、プロ叩き上げがどこまでできるかを試したい」と出場に名乗りを挙げた。