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[試合後談話]2023.1.28

名古屋で熊本戦士が魅せた!

右:山内翔貴(本田F)が攻め込む
 2017年東日本スーパーバンタム級新人王の飯見嵐(26=緑)と山内翔貴(23=本田フィットネス)が28日、名古屋国際会議場で開催された「GREEN Dream」のセミファイナル、58.0kg契約8回戦で対戦した。
山内翔貴が3連勝
 熊本から乗り込んできた山内が、見事なパフォーマンスを見せた! 初回からジャブからワンツーを好打し、ペースを握ると、2回にはジャブでグラつかせて、連打で攻勢。3回にパンチをまとめて、レフェリーストップに持ち込んだ。
「耳の裏を狙った」
 試合後、控室で取材に応じた山内は「あごを狙ったが、なかなか当たらないので、途中から耳の裏を狙った。効いているのがわかったので、一気に仕留めた。スタミナ的にはキツかったが、勝つことができて本当にうれしい」と会心の勝利に笑顔を見せた。
「A級を目指す」
 新人王時代は、スーパーフライ級を主戦場としてきたが、フェザー級に上げてから3連勝と絶好調だ。「ほぼ減量がないので、最後までしっかりと練習することができる。今後はバンタム級からフェザー級で戦っていきたい」。

 「矢吹選手の試合が見たかったが、飛行機の時間に間に合わないので、ABEMAで見ながら帰ります」と、勝利の余韻に浸る間もなく、慌ただしく引き上げた。