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[前日計量]2023.1.27

矢吹正道がKO宣言!

名古屋決戦!
 IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級次期挑戦者決定戦の前日計量が27日、名古屋市内のジムで行われ、前WBC(世界ボクシング評議会)同級王者でIBF同級8位の矢吹正道(30=緑)と、同級7位のロナルド・チャコン(31=ベネズエラ)の両者が計量に臨んだ。

 試合は、明日(28日)に名古屋国際会議場で行われ、ABEMAで午後3時15分から全試合ライブ配信、三重テレビで午後6時30分から生中継される。

 両者とも、ライトフライ級リミットちょうどの48.9㎏でパスした。
「KO決着になる」矢吹正道
 計量後、電話取材に応じた矢吹は「計量をクリアして、まずはホッとしている」と話すと、「(相手の)下半身が細く見えたが、明日はしっかりリカバリーしてくるはず。気合いが入っているのを感じた」とチャコンを警戒した。

 1月6日(金)に弟の力石政法(28=緑)が5回KO勝ちで、WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王座を獲得した。セコンドとしてリング下で見届けた矢吹は「本当に強い相手に勝った。見ていて力になったし、自分も続こうと思った」と大いに刺激を受けたようだ。 

 「お互いにKO率が高いので、判定まではいかないと思う。ボクシングは何が起こるかわからないが、KOでかたをつける」とKO決着を約束した。
初来日のチャコン
 ベネズエラから乗り込んできたチャコンは、キレ味鋭いパンチを持つ右ボクサーファイターで、アマチュア時代には、かつて矢吹と対戦した元WBA世界ライトフライ級暫定王者のダニエル・マテヨン(34=キューバ)にも、2度勝利している実力者だ。

 明日は、スリリングな攻防が繰り広げられそうだ。
ABEMAで全試合ライブ配信