[賞金トーナメント]2023.1.27
バンタム級モンスタートーナメント! 優勝賞金1000万円
大橋秀行会長
人気ボクシング興行「フェニックスバトル」で、「バンタム級モンスタートーナメント」が開催される。これに関する記者会見が27日、横浜市内の大橋ボクシングジムで開かれ、大橋秀行会長より、8名で開催される今回のトーナメント出場選手の募集と選定が始まったことが伝えられた。
井上尚弥(29=大橋)によるバンタム級世界4団体統一記念杯として、開催が決まった今回のトーナメントは、優勝賞金も1000万円とモンスター級。試合は「dTV」と「ひかりTV」で配信する方向で協議が始まっている。
決勝戦のファイトマネーもスゴい。日本・WBOアジアパシフィック(WBO-AP)・OPBF東洋太平洋チャンピオン(WBO-AP)が決勝に残った場合は、ファイトマネーが500万円、世界ランカーは400万円、日本・WBO-AP・OPBFランカーは300万円、ノーランカーは200万円。出場資格はA級ボクサーで、基本的には8回戦で試合が行われる予定だが、試合の組み合わせによっては、タイトル戦となることも予想される。その場合は、10回戦や12回戦で試合が行われる。
○ 開催日程
予選:5月20日(土) 墨田区総合体育館
準決勝:8月30日(水) 後楽園ホール
決勝戦:12月26日(火) 後楽園ホール
○ 出場希望選手の申し込み窓口
株式会社DANGAN:03-5637-8233
フェニックスバトル韓国大会は2月18日
この日の会見後、囲み取材に応じた大橋会長は、2月18日に韓国でフェニックスバトル興行を開催することを発表。OPBFチャンピオンの武居由樹(26=大橋)がエキシビジョンマッチに登場することも明かされた。
井上尚弥(29=大橋)
スーパーバンタム級転級初戦の相手が気になる井上尚弥に関して、相手の名前に言及することはなかったが、2月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)のスパーリングパートナーを務めるジャフェスリー・ラミド(米国)を招聘して、スパーリングを開始することが伝えられた。3月には、無敗のメキシカン世界ランカー2名も来日予定で、決戦に向けた準備が着々と進められていることがわかった。